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カテゴリ:社会
市の保育課に頼んで公設、私設託児所のすべての利用者数、施設別の待機者、年齢別の利用者数などを調べてみた。ゼロ歳児保育は耳にしていたが、まさにゼロ才から1才未満の乳児を、個々の事情があるからだろうが相当数いることが分かった。子供にとり、最も母親の愛情と接触が必要な時期に施設に任せてしまう。中には午後5時以降の深夜の委託もあり、無認可保育園に任せてしまう。おそらくは母親がよるの仕事で、子供を見る親代わりの人間がいないからだろう。
核家族化は子供に、このような過酷な育児環境を強いている。これが子供の心に大きなゆがみや傷をダメージとして残す可能性が高いと指摘されている。暴力やいじめやニートの出現も、この幼児期の接し方が決定している。安易に乳児から他人に任せる親たちの意識が、実は危険な社会を作り出していることになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月05日 10時09分02秒
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