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あきれた日本の政界
小沢一郎党首辞任の意向を表明。これにともなう、一連の動向に思わず唖然とした。 まず、政財界の裏にいた読売新聞社会長の渡辺氏が政界の、陰のご意見番のように政治家のリーダーに物言い、その発言力が個人的に強大な影響力をもっているという。政治の談合や政財界との癒着といった薄汚い、閉鎖的な場で国家動向を決定する。小沢と福田のトップ会談を実現してしまう和合の体質も、党首会談という透明な分かりやすい場ができた物を突然、ぶち壊して、しかも当たり前の認識でいる。彼らが培ってきた故人で動かす政界と日本のリーダーシップの体質が聞いてあきれる。 しかも、民主党がアンチ自民の国民の意思を受けて参議院の過半数を獲得したのに、メディアの発さそうに乗り、ねじれ国会だと信じ切り、実は小沢が言う二大政党制の婦人ができあがったのにも拘わらず、陰の意見に影響されてしまい、「大連合」などというまったく国民を茅の外に置いたプランニラ食いついて、政治を駄目にしてしまった。二大政党制などが、それ自体日本の政治体質では成立していない。政界再編とやらに頭が行き、当初の国民の生活を改善するという根幹が論外におかれ、政争の具とされてしまった。 国民がいま、何を求めているかではなく、彼らは、国をどう牛耳るかにしか目がいっていない。しかも、新聞自体が情報をじつにいい加減な憶測や個人的な話題を取り入れて、おもしろく話題を盛り上げようと、事実を追及せずにスキャンダラスにゴシップ化し、メディアにある信頼を完全に壊してしまった。このことはとても大きい。彼らをして信用の失墜とそれを追及や論破もできずに、また報道を作り替えるテレビも憶測ばかりで正当論を誰もが言えなくなっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年11月06日 17時51分21秒
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