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カテゴリ:政治
経常収支比率
この比率は、財政分析で、その財政構造の弾力性を見る指標としてよく遣われる。 例えば、経常収支比率が75~80%を越えると、財政状況が悪くなっていると云われている。 <計算方法> 経常収支比率=(経常充当一般財源)÷(経常一般財源)で求められる。 ・経常充当一般財源=人件費+扶助費+公債費等の経常支出 ・経常一般財源=地方税+普通交付税等の経常収入 この比率が75~80%を超えると、投資的事業、臨時政策的事業などに市民のための要求に当てるには、経常一般財源の20~30%が必要となる。この臨時政策的な財政負担ができなくなっていく状態を示している。 この経常収支比率が100%を越えていくと、最低限の行政事務もできにくくなってくる。その原因を分析し、問題点を解決していかないと将来的に、危険な赤信号がともるということになる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月19日 16時50分01秒
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