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カテゴリ:徒然日記
原油高騰が、さまざまな物価高騰を生み出し、私たちの生活は切り詰めることでしかしのげなくなってきている。国民が国の制度として収めた年金が、あまりに杜撰な管理のため消失している。それに加えて、政府は低所得者や老人を対象に税制改悪を企て、ますます貧富の拡大と福祉社会からの撤退という非人道的な政策を敢行している。
その一方では公金横領や防衛省をめぐる巨額な税金の無駄遣いが指摘されている。いや、防衛省だけではない。官僚、あるいは自治体のお役所意識は、民間企業や我が家の家計の節約意識とは、まるでかけ離れた甘く杜撰な管理を続けている。「偽」という今年を象徴する漢字は、来年も解消する気配はなさそうだ。 新らしい年を迎えて、「おめでたい」と本音で言えそうにない私たちの暮らしの、先が見えない不安感。未だに数兆円単位での歳出に無駄な出費が行われてしまう。 C型肝炎訴訟も世論の動向で妥協。また、平気で消費税率の引き上げや増税論議をしている党派がある。国の財政を1000兆円規模で赤字を生み出し、疲弊させてきた彼らの無責任な政策がこの現在の結果を生み出した。どうしたら、私たちの暮らしは上向きになるのか。財布の中を覗きながら冷え切った購買意欲や消費意欲を嘆いている。 失政を誰にも責められないシステムに公務員は守られ、のほほんとした行政の特権意識と、杜撰な管理運営機構を温存してきたとしか思えない。見過ごした国民が責められるのか。未来の夢を子供達にどう託すかが大人の責任だろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年12月27日 14時56分53秒
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