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カテゴリ:情況論
ある方が、「地球を守る」というイベントの委員長で、大きな演出を企てた。スタッフ達の熱い思いがスター時を盛り上げ、成功裏に幕が下りてみなで感動の涙を流して抱き合ったという。
いま、自分はそんなスタッフは一人もなく、自分の新年を貫くためにたった一人で行動している。昨年からずっと相変わらず たったひとりぼっちの戦い・・いつか意志の一致が誰かと生まれるのだろうか。当てになどせず、寒風の中を今日もビラ配りが続く。「ぼくが倒れたら、ひとつの直接性が倒れる。もたれ合うことを嫌ったひとつの直接性が倒れる」(吉本隆明刺繍より)この詩が、僕の支えだ。 本が出版される。著者に早めに一部が届き、それを謹呈として差し上げている。しかし、感想・反応は冷たい。何を言いたいか分からない、まとまりが無く難しくて分からない。でも、よく聞いてみると、ちゃっとなど読んでくれては居ないのが分かる。読者は、うわべすらも触れることなく、流し読みして、印象を語ってくれる。どの批評も僕の心の中にはまったく入り込んできてくれない。 たった一人、ある大学の文学の名誉教授は、きちんと読み抜いてくださっている。そのお一人が支えで、出して良かったと思えた。きっと、日本中でもしかして、数名の人が、良き理解シャツなってくれるだろう。その淡い期待で、2月の出版を待ちたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年01月13日 11時50分31秒
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