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カテゴリ:政治
申請主義と行政サービス
行政サービスは、申請主義といって、市民からの申請があって初めて手続きが行われる仕組みになっている。 これは、ある現金の交付が制度上あるとして、本人には、なにがしの金額が返金されるといった通知が行政から書類として送付される。実は、住民の受けられる権利にもかかわらず、交付金の申請を特定期日までに行政に申請すれば、その処理が実行されるという内容だ。受け取った住民がもし期日を厳守しなかったり、手続きを怠ったり、気づかなかったりした場合は、権利放棄と見なし、返金を行わない。こまやり方を申請主義という。 行政は、待ち受けの理論に基づいて、行政が住民サービスのために当然の返金の処理方法、手続き方法や手段だけの確認で、後は事務処理を粛々と行うだけで良いはずにもかかわらず、それを実行しない。そのための未払い金、未還付金は自治体により大きな額となり、そのまま戻入される。それらは、どう処理されるのだろうか。 支払われなかった年金同様に、プールされ、市の財産となって使われていくことになる。これは、ひとつの例であり、多くの申請用紙が各課によって住民の申請を待っている。市民が気づかなければ、それまでで反故になる。 行政サービスは、住民へのまさに利便性を図る、住民主役のサービスでなければならない。積極的な、住民の困らない、行き届いたサービスとなるよう改善すべきだといえよう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年05月22日 18時57分10秒
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