非正規雇用者大量解雇と内定取り消し問題
非正規雇用者大量解雇 世界同時不況の波がとうとう日本に押し寄せている。一つが崩れると、それに関連した産業も同時に不況の波を受けていく。業務縮小、人員削減は、こんかい真っ先に比せ好き雇用労働者に、そのつけを回している。 なぜ、このように大量の非正規雇用者がいるのか。これは2000年以降にバブル崩壊と共に就職氷河期が訪れ、その時期に雇用されなかった若者達世代が派遣社員やパート、不定期労働者、バイト、非正規雇用労働者として就業せざるを得なかった。その世代が、いま3万人以上にも達し、以前から問題視されていたにもかかわらず、政府が放置し、さらには規制緩和の流れと共に、解雇にかんしてもその締め付けの法規制が使用者側から外され、とうとうこの時期にその趣旨が生かされてしまったと言える。 突然の解雇と、社員寮からの退去勧告は人道上も許されざることだ。私たちは、いつでね上や貧困と背中合わせに暮らしている実態が露わとなった。内定取り消しも当たり前のように生じているが、この自体が再び、今の非正規雇用者群を再び発生させてくるのは目に見えている。雇用構造の仕組みを買え、不況時の法制化を整備しないと、弱者が社会から放置され、捨てられてしまう構造になっていく。高齢者からなけなしの年金を搾り取りね追い詰めていくのも、こんかいの自体同様に、人は根底からその体質変化を行ってしまった。もはや、社会正義や弱者保護や、福祉屋人道支援などはない。こうなったのが、現状の日本の姿である。