☆　レトロ館　☆

11月6日に開催されたおもしろ同人誌バザール、
これまでにない成果が得られて大変有意義でしたので感想を。

おもしろ同人誌バザールに出るのは2年ぶりでして、
その間委託イベントのおもバザハンズには出てましたが、
即売会スタイルのものは御無沙汰でした。

というのも、過去にこれに出てきて、初めて出た2018年に最も本が売れた印象で、
以後のものは思ったよりも売り上げが芳しくなく、その間自分なりに分析しました。

前にも書いたと思いますが、既刊は表紙に「手塚昌明」の文字を入れてるものがほとんどで、
これらは特撮界隈にはピンとくるものですが、
一般のお客さんには今一つ目に留まる物ではないと判断しました。
そこで最新刊の「あなたの知らない2時間ドラマ制作の世界」は手塚本ながらあえて表紙に手塚の文字を外しました。

ズバリそれが的中しまして、特撮ファンではない一般のお客様が多いおもバザでは
純粋に「2時間ドラマ」という文字が、たくさんの方の目に留まったようで、
なんと自分が持って行った2時間ドラマ本の在庫が完売するという異例の事態でした。

男女問わずお買い求めいただきましたが、これまでの既刊と比較して、
女性のお客様はダントツで多いです。
これはやはり、２時間ドラマというコンテンツ自体が、
主婦層をターゲットにしてそもそも企画された番組という成り立ちに沿っていると思います。

ただ、そういう方だけでなく、男性も、そしてお若い方からもお求め頂いたことから、
その後2時間ドラマがいかに幅広く浸透し、
どちらかといえば深く狭くではなく、浅く広く知られる存在になったかということを感じました。

実は今回のおもバザは、もし売り上げがよくなかったら今後出展を見合わせようという考えもあっての出展でしたが、
思った以上に本が売れましたので、今後も出展するかもしれないという結論に至りました(笑)。
ただ、「あなたの知らない2時間ドラマ制作の世界」のような路線の本がある場合という感じです。

しばらく「こんなところに！」などを作ってないので、そっち系もやりたいのですが、
それは資料性博覧会を目安にし、おもバザは一般路線で行くようになると思います。
まあまだ新刊の予定はどちらもないのですが･･･。

お買い求めいただいた皆様、ありがとうございました。
SＮＳにも戦利品としてＴＭＰの本を挙げてくださっている方もいらっしゃいます。
それらを見つけるのもとても嬉しいです。

バタバタしましたが、久しぶりに出展してよかったです。
また機会がありましたらよろしくお願いいたします。