カテゴリ:その他
TDSでちょっとびっくりした出来事。
レストランで食事をしていたら、スタッフの人が 「お手洗いで体調を崩された女性のお客様がいらっしゃいます。お連れ様いらっしゃいませんか?」 と呼びかけながら小走りに走っていきました。 お手洗いの方角を見ると、トイレの入り口に数名のスタッフの人たちがいて、 今からお手洗いに行こうしていた他のお客さんたちを別のトイレに誘導し出していました。 普段は開いていないドア(日常では封鎖していると思われる)から一般のお客さんはレストラン外のトイレに誘導され出て行き、 逆に、担架や救急対応の人(スタッフか消防かは不明)が入ってきました。 救急対応の人は医療班っぽい服装をしていて、レストランのスタッフとは別であることが見た目でわかりました。 そして先ほどの呼びかけで、体調を崩したお客さんの家族と思われる人がスタッフと共に走ってきました。 家族の人はスタッフの人から説明を受けたり、中に入ったりしていました。 すぐに担架で運ばれるのかと思ったらそうでもなく、時間も結構かかっていました。 しかも、最初は、駆け付けた家族らしき人は一人でしたが、 その後出てきて慌てて他の家族も呼びに行き、 トイレに家族全員で戻ってらしたので、事態は深刻なのではないかと思いました。 ただ、急病人が出てきた様子はなかったですが、あまりに時間が経つので、だんだん最初の物々しさもなくなってきて 途中からそのトイレにまだ急病人がいるのかいないのかがパッと見よくわからなくなりました。 私も食事を終えてトイレに行きたいと思ったので、封鎖しているトイレに近付くと 「今、いろいろあって使えないので、外のトイレをご利用ください」と言われて、 まだ対応が終わっていないのがわかり、誘導に従って外のトイレに行きました。 普段は開いていない扉なのでちょっと心配になり、 「終わったらまたここから入っていいのですか?」と聞くと 「もちろんです」と見張りのスタッフの方が言ってくれたので安心しました。 また、戻って来た時は「ご協力ありがとうございました」との言葉もいただきました。 私がトイレからレストランに戻り、入れ替わりで今度は旦那さんと子どもが外のトイレに行きました。 すると、その時ようやく、レストラン内の封鎖されているトイレから担架に乗って人が運ばれて行きました。 家族の人たちは、おそらくそれまでは食事中だったのでしょうが、 荷物等を全部手に持って一緒にレストランを出て行きました。 急病人はやはりまだ中にいたのだな、単に清掃などで封鎖しているわけではなかったんだと思いました。 また、普通のレストランスタッフではない格好の、いわば背広とかジャケットとか着てるタイプの人が (社員さんであったり、多少現場の偉い人なのではないかと思われる) 手にAEDを持って去って行ったのを目撃しました。 もしかしたらトイレ内でそういった措置をしていて時間がかかったのかなと思いました。 それにしても急病人が出たときのスタッフの人たちの対応がスムーズで、さすがだなと勉強になりました。 緊急の場合はここに連絡を、とか、医療スタッフを呼ぶとかはもちろん、 おそらく導線も最初からスタッフの頭にインプットされているのでしょう。 「ここのドアをあけて、こっちの机をずらして担架用の道幅を広げる」というようなことがためらいなくできているようにお見受けしました。 急病人の人の回復を心よりお祈りすると共に、尽力したスタッフの皆さんに敬意を表したいと思いました。 教育が行き届いているかどうかはこういう事態において明示されてくるのだなと思います。 私たちがTDRで安心して遊べるのもこの人たちのおかげであるということに改めて気づかされました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.06.05 13:14:29
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