☆　レトロ館　☆

遅くなりましたが、旅の話を。

7/12開幕の、特撮のDNAin信州上田展に行ってきました！
お目当ては手塚昌明監督のトークイベントです。
もちろん展示も楽しみました。

当日は10時からオープニングセレモニーがあり、手塚監督や若狭新一さんも登壇されていました。
手塚監督は、泊まっているホテルが前に来たことがあるところだったと仰っていて、
2006年の市川崑監督の「犬神家の一族」の時にロケで来ていたということを、
ホテルから見た風景で思い出されたとのことでした。
たまたま同じホテルに今回泊まっていたというのも縁ですね。

展示は今回初お披露目のプロップがあります。
メインジオラマに飾られているメガギラスなどです。
手塚監督が保管されていたもので、メガギラスは着ぐるみがもう破棄されているので（頭部のみ現存）、
撮影に使ったもので全身が残ってるのは今やこれくらいしかないそうです。

13時半から手塚監督のイベントがありました。
東京でのイベントと違って地元のお客さんが多く、となるとあまり話がマニアックすぎてもいけないし、
90分もあるので大丈夫かなと思いましたが(笑)、ほとんど書けない話ですけれど楽しめました。
撮影の裏話よりは、手塚作品に出てくる怪獣たちの造形についてがメインでした。

それと、トーク中、手塚監督ご自身が作ったというゴジラ人形がお披露目され、
それがやたら精巧なので、造形師でもないのに人形を作る映画監督って他にいるのかな…と思いました。
手塚監督曰く、樋口真嗣さんはできるんじゃないかと仰ってました(笑)。

今回の会場となるサントミューゼさんは開館10周年ということですが、
とてもきれいで清潔感があり、駅からのアクセスも良くて、
こんな素敵な場所でゴジラの展示が見られるのは気持ちがいいと思いました。
私が行った時は、気候も関東よりは少し涼しく感じられ、さわやかでした。

この夏の旅行におすすめです。
期間中にはお子さんも参加できるワークショップも予定されています。
またグッズ販売も商品豊富で、限定商品多数です。
物販だけなら入場券がなくても行けるので、何か買い逃しても何回もショップに寄ったりできます(笑)。

お近くの方や遠征できる方、どうぞよろしくお願いします。

​特撮のＤＮＡin信州上田展