テーマ:映画館で観た映画(8566)
カテゴリ:映画・本・ドラマ
昨日は夕方に映画を見に行きました。
でも本来もう少し早い時間の回を狙っていたのですが、 病院に行ったら予約してるのにまさかの2時間以上待ちコースでへこたれました。 映画行くのも延期しようかと思ったのですが、なんとか向かってみて鑑賞。 観てよかったです。 すごくいい映画でした。 笑えて感動する映画でした。 長澤まさみさんの熱演に心打たれました。 テレビの宣伝でも出演者の人たちがあるシーンに対して「あれはすごかった」と仰っていたので、 どんなシーンなんだろうと思っていましたが、これは百聞は一見に如かずでした。 三谷監督がプロモーションで仰っていたのですが、スオミという人物が、 一人5役とか別人格なのではなく、ひとりの人間、同一人格であるということ、 それを表現する難しさと、それを期待以上のお芝居を見せる長澤まさみさんがすごいと。 プロモーションでは「三谷さんが仰っているのは一体どういうことなんだろう…」と思ったのですが、 それを映画を見てわかって実感して、何か知らないけど感動してしまって、 私はすごい映画を見た!という気分になったのです。 エンディングのミュージカル風の演出もいいです。 SNSで三谷さんが撮影日記を投稿されていますが、ミュージカルの部分は往年のMGMを意識とあり、 とても納得しました。私もMGMのミュージカルは好きで、 MGMの演出って、きらびやかとか楽しいとかそういうのも当然ありますけど、私は心のどこかで 「これ、何の意味があるんだろう。私は何を見せられてるんだろう」というおかしみを感じるときがあり、 その感覚を令和の邦画で味わうことができたのです。 こちらもなぜか胸にグッとくるものがあり、感動してしまいました。 いや、世間的にはまったく感動するシーンじゃないかもしれないんですけど…私は感動してしまったのです。 映画を見終わって出口に向かっていたら、同じく映画を見終わり歩いていたお客さんが 「あの面子揃えて、何やらせてんの」とお連れ様と語り合っているのが聞こえたんですが、 まさにそれなんですよ。 そういうところが三谷映画の美学だと腑に落ちる発言でした。 近年で一番凄い映画を見たような気がしました。 おもしろかったので、情報を後追いしたり、グッズを調べたりしようと思います。 (行った劇場にはパンフ以外のグッズがなかったので…) もし友達に行こうと言われたらもう一回行ってもいい映画です。 今年度の日本アカデミー賞はこれじゃないかと勝手に思います。 少なくとも長澤まさみさんは主演女優賞を獲ると思います。 昨日頑張って映画館に向かって本当によかったです。 三谷監督、素敵な映画をありがとうございました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.09.17 09:51:03
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