素晴らしかった キャラクターダンス講習会
12月23日より27日までの5日間にかけて行われたキャラクターダンス講習会。一言で言うならば、本当に素晴らしい講習会でした。先日のブログで書いたように1クラスあたりの人数が少なかったのですが、意識の高い人の集まりとなり、とてもいい感じの空間となっておりました。指導者のトム先生のお人柄も威厳と誇りに溢れ、しかも生徒それぞれに敬意を払った指導をなさっておりました。もちろん、指導なさる内容、つまり表現や技術は世界最高峰。そうしたものに若い世代が触れることはその後の人生に大きな違いを創り出していくことでしょう。今 バレエやダンスに取り組んでいる子供達が全てプロフェッショナルとして活躍できる訳ではありません。けれど、こうした素晴らしい指導者に出会うことから得られるものは大きいのです。(*´ω`*)講習会の受講生は幸せ者ですね。私は指導者クラスを受講しました。足の不調があったので、4日目、最終日はセーブしながらの受講。ちょっと悔しかったですが、まぁ無理しても…と思いまして。(コメントで励ましてくださった皆様、ありがとうございました♪)日頃指導が中心の生活をしているので、自分が踊るとなると、身体が命令を聞きにくくなってしまっています。年は取りたくないなぁ、などとつぶやきつつ・・。(苦笑)トム先生のクラス進行はスピーディ。そして、習うステップで一つ前に習った物と、今習った物とがこんがらがってしまったり、クラシックのステップに無いリズムが入っていると、そこに意識が向きすぎて、全体感が無くなってしまったりしてました。私、これまで結構キャラクターダンスを舞台で踊ってきてるんですけど、トム先生のステップはリズムの取り方が微妙に違うんです。もちろん、トム先生こそが本当の正統派。私はアタフタしてしまっておりましたよ。あ~、情けない><その点、シニアクラス(中高生)ともなると違います。先生が2回くらいステップのデモをなさったら、ほぼ覚えてしまいます。中には一人非常に優秀な女の子がおり、その子は高いクオリティでステップを覚えてしまうのです。クラスを見学していた指導者勢はもうビックリ(@@!)『若さっていいわねぇ!』まぁ、もう少し若い時期に学びたかったというつぶやきはさておき、鈍い私でも3年続けて受講するうちにようやっとレッスンのコンテンツなども把握できるようになり、ステップの足裁きも身体が覚えてくれるようになり、と自分なりの進歩が見られたので、嬉しかったです(*´ω`*)(進歩のレベルが低いので悲しいといえば悲しい・・・)私の生徒からは初級に1名、シニアに2名が受講。それぞれのクラスを見学しました。皆、それぞれが必死でした。初級を受けた子はたぶんカルチャーショックを受けたことでしょう。この体験が今後に活きることを願っています。そしてシニアを受けた生徒。二人とも大健闘。やったことの無いステップを必死になって覚えていました。もし、欧米のバレエ学校なら、必須科目となっているキャラクターダンス。それをこうした機会に学べたことは、この先の成長に末広がりの違いを創り出していくに違い無いです。(*´ω`*)トム・ボスマ先生の講習会は毎年年末に行われるとのことなので、このブログを読んで興味を持たれた方は是非ご参加ください。もちろん、全てのクラスが素晴らしいのですが、特に初級(小学3~4年生)はお勧めです。