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大変興味深いことがありました。 ただいま白鳥の湖第2幕のリハーサルに励んでいる我がスタジオの生徒達。 白鳥2幕というと、 悪魔の呪いによって白鳥の姿に身をやつした人間の娘達が登場人物。 悲劇の中で我が身の不幸を嘆いているという役所。 感情は悲しいとかつらいとか、いわゆるネガティブ系。 2羽の白鳥を踊るYちゃん。 舞台に立つとキラキラとしたオーラをはなつ生徒です。 これまで明るく華やかな役を踊ってきました。 (よくよく考えるとバレエってそういう踊りが多いです。) そんなYちゃん。 2羽を楽しそうに踊ってしまいます。 元々踊ることが大好きな彼女なので、 その根源にある感情がそのまま踊りに出てきてしまうのでしょう。 し・・しかし、 白鳥2羽を明るく踊ってはマズイのです。 Yちゃんにそのことを伝えます。 すると、かたわらでリハーサルに同席している 他の生徒もうんうんとうなづいています。 Yちゃん、それならということで、 しんみりと、悲しそうに踊ってみようと再トライ。 そうすると、実に驚くことが起きました。 白鳥2羽は強く踏み切るジャンプが多い踊りですが、 踏切に力が入らなくなってしまったのです。 感情が筋肉に与える影響は スリーインワン(私が勉強しているストレスマネジメントの一種)で学んできましたが、 改めてその影響を目の当たりにしたのでした。 ・・・とはいえね・・・ 白鳥2幕を踊るにはその役を理解して表現しないとね。 Yちゃんにはとてもいい課題となっています。 そして、Yちゃんに限らず、 これまで明るい、華やか、嬉しいなど ポジティブな感情を表現する踊りを多く踊ってきた我が生徒達には 幅を広げる非常によい機会となっているようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 20, 2010 11:52:15 AM
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