こないだケーブルＴＶでヤマトの映画が色々やってました。
僕は小学生の時からヤマトファンです。
いづれ手紙のコーナーで熱く語ると思いますが（いつやねん！！）
ＴＶ、映画と全部見ました。本も色々持っています。
でも昔から、ヤマトをよく知らない人から指摘されます・・・
『ヤマトって何回死ぬの？？何回終わるの？？』
知っている人は「はぁ？」だと思うんですが、
あまりよく知らない人の為に、この場で語っておきます。

確かにヤマトは完結が２つあります。
『さらば宇宙戦艦ヤマト』と『宇宙戦艦ヤマト　完結編』
両方とも劇場版なのが誤解を招く元なんです。
種明かしをしますと・・・
まず、ＴＶで『宇宙戦艦ヤマト』が放映され、
最初は人気がなかったが段々とファンが増えて、１作目が劇場公開されました。
それでさらにブームとなり、続編で、その時点での完結編でもある
『さらば宇宙戦艦ヤマト』が劇場公開されました。（何回見ても泣ける名作です）
この作品でヤマトの主要メンバーはほとんど戦死し、
主人公の古代がヤマトと共に敵に体当たりを敢行して物語は終了します。

し・か・し！
当時のヤマトファンは、この悲しい結末に涙しながらも
ヤマトの存在が無くなったことを、さらに悲しみました。
そしてヤマト復活を望む声に応え、制作されたのが・・・
『宇宙戦艦ヤマト２』・・・この『２』がポイント！！
この作品は『さらば～』のＴＶ版として全２６話放映されました。
映画と特に違う点は・・・
一部の主要メンバー以外は全員生存、古代もヤマトも無事に地球に帰還しました。
つまりヤマトは生きているという事です。
当然その後ストーリーは続き、どんどんと続編が作られていきました。
これが問題なんです。『ヤマト２』の存在を知らない人が多いんですよ。
知っていても、あまり詳しく見ていない為に『さらば～』と同じ結末と思っているんです。
だから続編の『宇宙戦艦ヤマト　新たなる旅立ち』がＴＶで放映された時も
さらに、その続編の『ヤマトよ永遠に』が劇場公開された時も
「何回生き返るねん？何回終わるねん？」と批判的な事を言われてしまったのです・・・
続編はまだ制作され、ＴＶ版で『宇宙戦艦ヤマト３』　そして・・・
劇場版『宇宙戦艦ヤマト　完結編』で完全に終了という流れとなっております。
つまり、全てＴＶ版の続編な訳です。
それが劇場公開と交互にやったんでややこしくなったんだと思います。

長々と書いてまいりましたが、理解して頂いたでしょうか？
でも、誰が何と言おうと
宇宙戦艦ヤマトは
素晴らしい！！！