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長崎県平戸市へいってきました。 平戸大橋を通り、平戸島へ入りました。
町を一望する小高い山の上に平戸城が建っていますが、なかなか立派なお城です。
平戸は、1600(慶長5)年に、嵐で豊後(今の大分)に漂着した、オランダの商船に乗り込 んでいた航海長のウィリアム・アダムス(後の三浦按針)というイギリス人が、晩年住んで いた港町です。 1980年に公開された「Shogun」という映画で、リチャード・チェンバレンが三浦按針を演 じていました。 町の一角に、三浦按針の銅像が立っていました。
ぼくの生まれ育った神奈川県横須賀市の西逸見町にも、按針塚という山があり、その頂 上に墓碑があります。 しかし、三浦按針が亡くなったのは平戸なので、墓地は平戸にあり、按針ゆかりの地横須 賀市西逸見町のものは、記念の墓標と考えられます。
平戸港を見下ろす崎方公園という高台にある、三浦按針の墓を訪れました。
お墓へは、按針坂という石畳のスロープを上ってゆくのですが、途中で町を見下ろすと、 昔ながらの瓦屋根の家々が並んでいました。 かつて、三浦按針もこの辺りに住んでいたのかもしれません。
その後、大きな寺院が建ち並ぶ道へ移動しました。 お寺がいくつも並んで、風情があります。
途中ゆるやかな階段になった坂道を上りきると、ザビエル記念聖堂の立派な建物にたど り着きました。
鎖国の最中でも、中国やオランダとの貿易はおこなわれていたのでしょう。 立派なお寺や教会が、隣り合わせに建っている様子は、当時の活発な人の往来と、貿易 で栄えたこの町の活気を感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年01月23日 18時23分11秒
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