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2023年10月20日
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カテゴリ:最近観た展覧会
パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命
ピカソ、ブラックからドローネー、シャガールへ

東京国立博物館のあとは、国立西洋美術館へ。

パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展―美の革命

こちらは平日・土日祝にかかわらず日時指定ありませんでした。

やはり事前にネットでの購入はせず、当日、現地の窓口で購入しました。

入場したのは15時ごろ。
(やまと絵は混んでいて、前まで行ってきちんと観られなかった作品もあって端折っていたのに、
意外にも時間がかかっていてびっくりしました)

キュビスム展のほうがずっと人が少なかったのですが、
私の興味は断然こちらのほうでした。

キュビスムの流れがよくわかり、大変素晴らしい展覧会でした。大満足!!

キュビスム・レボリューション
——フランス・パリ発、世界を変えた美の革命

20世紀初頭、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックという2人の芸術家によって生み出されたキュビスムは、西洋美術の歴史にかつてないほど大きな変革をもたらしました。
その名称は、1908年にブラックの風景画が「キューブ(立方体)」と評されたことに由来します。
伝統的な遠近法や陰影法による空間表現から脱却し、幾何学的な形によって画面を構成する試みは、絵画を現実の再現とみなすルネサンス以来の常識から画家たちを解放しました。
キュビスムが開いた視覚表現の新たな可能性は、パリに集う若い芸術家たちに衝撃を与え、瞬く間に世界中に広まり、それ以後の芸術の多様な展開に決定的な影響を及ぼしています。

この度、パリのポンピドゥーセンターからキュビスムの重要作品が多数来日し、そのうち50点以上が日本初出品です。
主要作家約40人による絵画や彫刻を中心とした約140点を通して、20世紀美術の真の出発点となったキュビスムの豊かな展開とダイナミズムを紹介します。
日本でキュビスムを正面から取り上げる展覧会はおよそ50年ぶりです。

ポンピドゥーセンターについて

フランスのジョルジュ・ポンピドゥー元大統領によって構想され、1977年に開館したポンピドゥーセンターは、パリの中心部にある複合文化施設です。
中核を占める国立近代美術館・産業創造センターは世界屈指の近現代美術コレクションを誇り、キュビスムの優品を数多く収蔵しています。
プリツカー賞を受賞した2人の著名な建築家、リチャード・ロジャースとレンゾ・ピアノによって設計され、
配管やチューブ状のエスカレーターがむき出しになった特徴的な外観でも知られています。

■見どころ

1.50年ぶりの大キュビスム展、
 本場パリ・ポンピドゥーセンターから50点以上が日本初出品

ピカソとブラックが開いた新たな美の扉——初来日作品50点以上を含む約140点を展示する、日本では50年ぶりとなる「キュビスム」の大型展覧会。
ポンピドゥーセンターと国立西洋美術館という日仏を代表する国立美術館の共同企画によって、ついに実現します。
20世紀美術の真の出発点となったキュビスムの全貌を明らかにします。

2.ピカソ12点×ブラック15点、
 初期の代表作で、スリリングな造形実験を追体験

2人の天才画家によるキュビスムの冒険の軌跡をかつてないボリュームで追体験。
絶えず変化を続けながら展開する作品群はすべて第一級です。
なかでもピカソのプリミティヴな裸婦像に衝撃を受けて制作されたブラックの重要作《大きな裸婦》、ポンピドゥーセンターを代表するピカソの傑作《肘掛け椅子に座る女性》は必見です。

3.ポンピドゥーセンターの人気作品、
 4メートルの大作《パリ市》も日本初公開 & 撮影OK

ピカソ、ブラックとは異なるアプローチでキュビスム旋風を巻き起こした「サロン・キュビスト」たちの作品も多数紹介。
なかでも初来日となる幅4メートルにもおよぶロベール・ドローネーの《パリ市》は、ポンピドゥーセンターを象徴する大作のひとつです。
会場では多くの作品を撮影することができます(撮影は非営利かつ私的利用の目的に限ります。一部エリアは撮影できません)。

■主な作品紹介

本展は全14章で構成されます。
前半は、ポール・セザンヌやアンリ・ルソーの絵画、アフリカの彫刻などキュビスムの多様な源泉を探る「キュビスムの起源」から始まり、
ピカソとブラックが2人きりの緊密な共同作業によって全く新しい絵画を発明する軌跡を追います。

後半では、その後のキュビスムの展開に重要な役割を果たすフェルナン・レジェ、フアン・グリス、ロベールとソニア・ドローネーら主要画家たち、
キュビスムを吸収しながら独自の作風を打ち立てていくマルク・シャガールら国際色豊かで個性的な芸術家たちを紹介します。

また、第一次世界大戦という未曽有の惨事を経て、キュビスムを乗り超えようとするル・コルビュジエらのピュリスム(純粋主義)や、
合理性を重視する機械美学が台頭してくるまでを展覧します。





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最終更新日  2023年11月01日 08時07分52秒
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