感動と笑いをありがとう!!
今日、ワタシは、オカンから勇気と希望、そして感動をもらった気がする…。(楠木ワサビ談)はい、では意味のよくわからない前ふりは置いといて、本題に入りましょうか!!カラシがオカンに、「ウチ壁倒立が出来るようになったんだ-☆」などと、自慢げに話していたのです。きっと、その自慢がオカンの闘争心に火をつけてしまったのでしょう。「何よ、そのくらいで!!オカンなんか若い時は倒立なんてヨユーだったわよ!!」「今は出来ないクセに!!昔のコトならなんとでも言えるわよ!!」図星を言われたのか、オカンの闘争心はさらにヒートアップ!!「今だって、やろうと思えばやれるわよ!!カラシ、見てなさい!!」やめとけよ。その貴乃花と互角な体型で壁倒立をやろうなんて無茶すぎるチャレンジは。そんなワタシの必死の願いも届かず、オカンのチャレンジ精神はMAXに。床に手をつき、オカンの脂肪というベールで包まれた、ボンレスハムのような足が宙に浮く…「ほら!!観て御覧なさい!!こんなのお手の物よ!!」なんとオカンは壁倒立をやってのけたのだ!!その貴乃花顔負けの体型で、よくぞやってのけた!!今のオカンは、ワタシにとってディープインパクトを上回る英雄である。だが、その壁倒立の成功は、この後起こる惨劇の前兆に過ぎなかった。オカンが誇らしげな顔で、その太すぎる足をおろした。だが、その足は地につく前に、そばに置いてあったピアノに直撃したのである。「ひでぶ!!!!」とはさすがに言わなかったが、誰も聞いた事のないような断末魔が楠木家に響いた。……オカンの足の皮がむけた(これをボンレスハムのスライスという)。