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先週末、久しぶりに‘三田屋’に行きました。
そごう神戸店のウィング館にある三田屋へ行くのは初めてです。 三田屋と言ったら、やっぱこれでしょう。 ←コレから始まり!ですよね。 三田屋のドレッシングのかかった玉ねぎスライス + 三田屋ハム。 このサラダを食べると、(まだ行ったことはないのですが)ふわ~っと三田屋 本店 やすらぎの郷のあの景色が思い浮かびます。 そんな、三田屋サラダ☆ 熱い鉄板の上に並べられたお肉を手早く裏返します。 お肉はすごい柔らかくて美味しかったですが、お野菜は、ん~~ 昔は、こうした出され方のお肉やさんがなかったせいか、ステーキハウスも少なかったせいか、感動的美味しさ!と思ったのですが、なんとなく・・・。 それとも、この神戸店が、なのか・・・。 デザートのシャーベットとコーヒー。 ←三田青磁の器で♪ とんぼと菖蒲?の絵が、なごみ☆ あんまり美味しいコーヒーではありませんでしたが ・・・ってか、ランチタイムなんで、作り置きしてた(--? そごう神戸店に行くのもすごい久しぶりです。 ロイヤルサロンでは、大阪本店にいらした係りの男性が、再会をすごい喜んでくださいました。 部屋を後にするときには、外まで見送りに出てくださり、なんだか、旧友に会ったみたいに、懐かしさで胸が熱くなりました。 事前に連絡してあったので、外商担当のSさんともお会いしました。 そごう心斎橋本店の建物は、10日ほど前に、大丸の北館としてオープンしています。 Sさん、仕事で心斎橋に行くこともたまにあるそうで、 「やはり、けじめとして見ておかないといけないだろうなって思って行きました」とおっしゃってました。 母や私は悲しくて寂しくて切ないから、よう行ってないんです。 例えば、りぼん家が意に反してこの家を売ることになって、そしてそこにはもう新しい家庭があったら・・ つらくてたまらないと思います。 「買われた方がどうされようが、私どもには何も言うことはできないし、仕方ないことなんですけどね。 私が一番、悲しいというか、それだけは・・と、唯一我慢できないなぁって思ったのは・・・」 と話し始められたSさん。 あの、ロイヤルサロン。 本当にすごいお部屋だったんです。 母と私、「あのお部屋はどうなっているんだろうなって、今も話してたんです」 Sさん、「それがね・・・ あのままそっくりそのまま使われているんです」 あの部屋をどう使うか、大丸さんは色々検討されたそうです。 あれだけのお部屋だから、高級品を並べるとか案はいくつかあったそうです。 しかし、結局、そごうの時と同じ、外商サロンとして使われることになったそうです。 何も変えることなく、そっくりそのまま。 視察にきたおえらいさんたちが、「こんなすごいサロンは、他には見たことない」とおっしゃったそうです。 そんなことを寂しそうに笑いながら話すSさん。 その話を聞いて、私も言いようのない寂しさを感じました。 そして、自分の感情は間違ってるとは思いつつ、少し腹が立ちました。 相手の気持ちとか、人間の情とか、そういうんは、この際関係ないんですね。 ビジネスには思いやりとか不要。 当たり前のことかもしれません。 でも、何十年もの間、隣同士いいライバルとして、心斎橋を盛り上げてきた戦士だったろうに・・・。 弱者の負け。 負けたものは何も言えない。 身勝手な感傷でしょうが、それを目の当たりにされたSさんの胸の内はいかほどだったでしょう。 心の中の涙が、私にまで伝わってくるようです。 姿かたちは全く同じで、でももう自分とは無関係。 あの部屋の壁や照明、カウンターは、かつてあそこで笑っていた人たちのことを今どんな風に見ているのでしょうか。 死者に鞭打つという言葉がありますが・・・。 私にとって、そごう心斎橋本店は、2度亡くなってしまったような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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