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昨年の大震災後 東北学院大学で話し、3月21日、南相馬、飯館村に二回入り絶句した。関西からは遠い東北だが明治には薩摩や長州出身者が県令として支配。これは田中正造も苦しめられましたね。 漱石の弟子の寺田寅彦は既に当時、「日本は吊り橋の上に立っている、どこかで事故が起きると連鎖的に…」と言っていた。 漱石自身も当時一等国のイギリスに留学したがそこに生きる人々は緊張と孤独と殺伐の感じがあるばかりで幸せそうでなかった、自分たちが手本にしようとしている国が産業革命で空気は汚れこのような有り様、漱石は暗澹たる心持ちになった。 日本は戦後あまりにラッキーだった。戦後の繁栄は例外、日本は何度も大地震などの災害を受けてきた。 リーダーはナショナリズムを煽ってはならない。 韓国は日本を上回る自殺者がいる、ソウル大学出ても就職困難。独居老人も増えている。 ソニーを受けたが音沙汰なく 女性の参加が少なく多国籍になっていないので世界マーケットがキャッチできない、女性や様々な国籍の人がはいらなければ世界で売れない。 マニュアルはほとんど役に立たない時代がくる、これを先駆的に考えたのが漱石。漱石はアジアに誇れる人、世界の漱石にしてほしい。血の滴る思いで書いた漱石 母が年いって産んだ子で恥ずかしいと里子に出されたため母の愛を渇望。漱石が兵役逃れに北海道に籍移したり妻鏡子の名前を戸籍上婆やの名前「清」きよ!にかえたりしたとは知りませでした。韓国でも漱石ブーム、中国もそうなるはず 世界を動かしてるのは宗教。政治や宗教に無関心ではダメ、自分が当事者になり、そう簡単にはとけない問題を受けとめ格闘する、悩むことが大事。 今の若者は貨幣価値に換算出来ないネットワーク作っている、自殺予防や津波の犠牲になったご遺体を収容するなど。 成熟した日本は途上国に出向いてほしい。 医療と水と食物さえあれば生き残れる、どんな立派な高層豪華マンション持っていても地震ではエレベーターも止まり… 今、ここを大事にする、昆虫はなぜ美しいか、ただ今を生きているから。 質問者の教え子が修学旅行にいけない引け目で学校やめた話もなけました。 それに対し富の再配分をどうするのか、憲法25条の話もでました。 来年は東大をやめ直に学生を指導したいと埼玉?の大学に移るそうです。 あれもこれも発想出来た豊かな時代からあれかこれかになってしまった、領土も中間取ることが難しい。曖昧であったほうが…ファジーなことを許さない、あれかこれかと迫る、これは原理主義… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.26 21:56:23
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