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カテゴリ:スキー活動記録
昨日の土曜日はかなりまとまった雨が降り、晩には大荒れの天気になりました。
あけた日曜日の今日。天気は回復していましたが、山には10cm程の降雪があったようです。 今日は札幌国際で、北海道では登山用品の販売店として有名な秀岳荘が主催する、スキーの試乗会に参加してきました。 強風の為オープンが10時までズレ込みましたが、なんとか開始 登山メインのショップなので、ラインナップは完全に山スキーを意識しています。 なので、試乗板の半数はテレマークやTLTビンディングの板となっています。 今回の私のテーマは、ズバリ山スキー という事で、素人レポです。 今日の国際のコンディションは、ほぼ全面アイスバーンに昨夜の降雪が薄っすら乗っかっている状態。 午前中だと、脇には10cm~15cm程度の重いパウダーあり。 午後からは、その新雪部分がカリカリにクラスト化していきました。 Nordica <Burner i-Core(178cm)> まずはNordicaのオールマウンテンモデル 心材に新しい軽量な木材を使用することで、サンドイッチ構造ながらかなり軽い造りになっています。 実は、元々Nordicaにはあまり興味を持っていませんでしたが、今回この板の乗った理由目的は DirmirのFreerideProの再評価です。 前回、キロロでBlackDiamondの板でこのビンディングを試したのですが、どうも板がバタつきが大きくて、あまりイイ印象を持てませんでした。 その後ショップでの話やネットで調べると、どうも板側に問題があったかもしれないという事で、今回再チャレンジ 結果はというと、意外と普通に滑れました。 気になっていたDiamirのビンディングについては、前回ほどの妙な不安定感は無かったですが、やはりアイスバーンで板が暴れる様な時は、ちょっとヒールピース側にグラつき感がありました。 ただ「こういった物だ」と割り切った滑りをすれば、歩行モードと滑走モードの切り替えは板を外さずストックを使ってワンタッチでできるので、上り下りを繰り返すようなツアーには一番向いているでしょう。 ちょっと見直しました。 そして、実際に乗ったこの板については、軽い上にロッカー形状でキャンバーもそれほど大きくとってないという事で、整地ではバタつくかな?と思っていました。 しかし予想に反してアイスバーン以外ではバタつくことなく、とてもシッカリとした感じで滑りやすかったです。 センターも84mmと山スキーには使いやすそうなサイズなので、なかなか侮れない板かもしれません。 実はキョウコもDiamirのテストをする為に、かなり長いにも関わらずこの板に乗ったのですが、意外と普通に滑り降りる事ができました。 次に山スキービンディングテストとして、MarkerのTourが付いている板を選択 K2 <WayBack(174cm)> 山スキーでは人気のK2のBackSideシリーズの一本 センター幅88mmと、私のSnoopDaddyに近いシェイプ 構造は人気のCOOMBAckと同じという事で、前から気にしていたモデルでした まずMarkerのTourビンディングは、以前乗ったBaronと同じように滑走時にはなんの問題も感じませんでしたが、チョット脱着の時に頼りなさは感じました。 重量は軽いので、国際のようなゴンドラメインのスキー場や、ハイクする時には良いでしょう。 ただし、やはり噂通り歩行モードから滑走モードにする時には、うまくセットできずに結構もたつきました 使うときには、溝の雪をとるヘラみたいな物を携行しておいた方が良いかも知れません。 これも慣れの問題なんでしょうかね? さて板の方はというと、COOMBAck同様に乗りやすい印象。 柔らかい板が好きな人には良いかもしれませんが、もう少し張りがあってもよいかも。 特に乗ったのが午後ということもあって、クラストした雪面にとられる事もありました。 個人的には、同じBackSideシリーズのHardSideの方が良かったかも DiamirやMarkerのビンディングが、通常のアルペンブーツでも使える山スキービンディングですが、やはり構造が複雑になるので重量が重くなります。 そこで最近の山スキーのトレンドでは、TLTという新しい方式のビンディングが目立ってます。 DYNAFIT <MANASLU(178cm)> 今回の試乗会では、TLT対応の山スキー用ブーツのレンタルもしていたので、TLT初体験してきました。 まずは板 センター95mmのロッカーの板。 硬すぎず柔らかすぎずの使いやすそうなフレックスでした。 そしてはブーツ DYNAFIT ZzeusTFX このブーツのトゥ部分には、こんな穴が空いていてます そしてビンディングはというと、写真を撮り忘れたのでカタログから^^; この写真の右下部分に挟み込む形で固定します。 実際履いてみると、結構シッカリと固定されます。 そしてなにより板が軽い ビンディングの重さは片足約500g。Markerツアービン最軽量のTourF10でも800g以上ありますから、相当の軽量化ができます。 いざ滑ってみたところ.....やられました ブーツが変わったという事もあって、なかなかポジションが掴めませんでした。 ブーツの固定もシッカリしていたし、雪の柔らかい所だとそれなりに扱えたので、単純に私の技量不足ですね。 ちなみに歩行モードでは一番歩きやすかったかも。 やっぱり重心が低いのと、足に近い所に支点があるからでしょうか? これは人気があるのも分かります。これからの色んな製品が出てくることでしょう。 ココまでが、山スキーをテーマにした試乗レポでした。 NGSAに行ってから、BCにも興味が湧いてきているりぶ家ですが、やはりスキーとビンディングの関係は悩みの種ですね。 りぶ家はそれほど山行メインとは考えていないので、やはり選択するなら滑走メインのMarkerシリーズかな? TLTも面白いとは思いますが、ブーツから選び直さないいけない上に、やはり山ブーツは滑走性能を比較するとアルペンブーツとは違うなぁと実感しました。 道具の悩みは尽きませんが、それがまた楽しいですね。 引き続き、その他ファット系の板のレポを次の日記に記載します。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 17, 2011 09:17:38 PM
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