どうも、法律で規制されていないことは、たとえ悪いことでも悪くないことになってしまうらしい。それが法治国家というものらしい。先日、お客さんから大手ファーストフードチェーンのフライドポテトについて話を聞きました。カリッとしていて、おいしくて安いのには訳があるのだそうです。油にショートニングを入れると、油は酸化せず、そのため油のとりかえは1週間に一度しかしなくてすむそうです。しかも揚げたポテトは、カラッとしていておいしくなるのだそうです。しかし、ショートニングには、今、問題になってアメリカやヨーロッパでは
商品に表示義務があるトランス脂肪酸が入っているのだそうです。なんでも一日の摂取量は、総エネルギーの1%未満なのだそうです。それをこえて摂取し続けると、悪玉コレステロールが増え、善玉コレステロールが減ってゆき、心臓病になる危険が増すそうです。なぜ、日本は規制しないのか?ふと最近テレビをにぎわすモリヤ元事務次官の件が頭をよぎります。体に悪いものではあるが、その製品を作っている会社にとっては死活問題です。車の排ガスが悪いといって車を無くすことは無理なのと似ているのかもしれません。難しいところです。以前、うちの店ではサラダも出してました。しかし野菜の高騰で今はやむなく中断しております。価格を抑えるため中国産の野菜で試作をしてみたのですが、見栄えは変わらないのですが、味が弱いのです。きちんと個々の野菜の味がしないのです。値段を維持しても、味を落としては意味がないのでやめました。その時、疑問に思ったことがありました。うちサラダは、朝、作っても夕方には野菜の元気がなくなってしまうのに、どうしてコンビニのサラダは、二日目の商品でも、あんなに野菜が青々としているのか聞いたことがあります。そしたら、なんでも漂白剤を水にまぜて野菜を洗えば、野菜はかなりの時間、青々としているそうです。虫もいなくなるので一石二鳥なのだそうです。虫が入っていないサラダと虫が生きられないサラダは、見た目は同じでもずいぶん違うような気がします。うちの店は、なぜか小さい幼時とお母さんが大勢いらっしゃります。小さい子供の顔を見ると、んまいものを作らなければと思います。たぶん、無理な食品作りをしている方々は、ただひたすらお客さんから遠く離れた場所で、コスト意識やマーケティングなどという化粧の仕方に特化してしまっているのだと思います。けっこうお客様の笑顔を見ながら仕事をしていると悪いことは出来なくなるものです。私的には、接客と製造はセットにして店や会社を作るといいと思うのですが。効率は悪いと思いまが。。。
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Last updated
2007.10.30 10:10:34
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