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カテゴリ:カフェ感
カフェも来月で一周年となります。その間、ホットコーヒーの味を大きく変えたのが4回。オープン当初は、少しでも大勢の方々に知っていただきたいとの思いから、強烈なインパクトのある価格帯で勝負しようとなり一杯、税込み100円でスタートしました。プライス優先だったため、コーヒー豆のクオリティはけして高いものではなく付属のミルクポーション、砂糖も良いものではありませんでした。また提供時も紙のカップでした。その後、3月ごろ常連さんから”安いがうまくない”との指摘を受け、味の向上を図り、提供時も陶器のマグカップに変え、価格も158円に値上げしました。結果、販売数は横ばい。そして8月に入ると猛暑、ホットコーヒーの販売数は激減してゆきました。もともとコーヒーは、スタバやタリーズのように、あらかじめ作っておいて、注文が入るとすばやく提供できる方法をとっておりました。その為、回転率が落ちると、いっきにロスが上昇してしまい、売れる量より、捨てる量の方が多くなってしまいました。そこで、どうせ売れないなら、
作り置きをやめて、時間がかかっても注文を頂いてから作る方法に変更しようとのことになりました。そして作り立てを提供するのだから味も上等なものにすることになりました。ブレンドではなく、キリマンジャロAAというストレートで勝負することにしました。価格も200円に上昇。しかし結果は横ばい。そして11月1日より4回目の変更を実施しました。コーヒー豆はモカマタリ。付属のミルクは乳脂肪46の生クリーム、砂糖は、コーヒーシュガーとし、価格は260円に値上げいたしました。 まだ実施して2日目ですが、今までにはない面白い現象が起こり始めました。一つは、オープン以来初めて、”コーヒーおかわり”のお客様が登場しました。うちは二杯目でも値引きは致しません。520円ということになります。また、一杯当たり量は、スタバのトールサイズ程度(320mlぐらい)はありますので2杯目は厳しいと思われるのです。またある常連さんは、いつも紅茶を飲む方だったのですが、昨日、今日と連続でコーヒーをうまいといって飲むのです。また、いつもブラックで飲んでいた常連さんが生クリームを入れて飲んでいるのです。 今となっては、あとの祭りですが、オープン時の仕掛けは、”プライス”ではなく”味”だったということでしょうか。ミスリードに気付けた11月2日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.02 22:27:39
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