”給与サイズの思考”先日読んだ本の中に出てきた言葉です。今、私がお菓子作りに使用しているたまごは、山形の村山市というところでつくっている放し飼いの鶏の産んだ卵です。その名も”紅輝卵”といい、以前、どっちの料理ショーにもでてきた卵です。ほかの卵との違いは、殻が固い。普通の卵のつもりでカンカンたたいても割れません。そして黄身の色がまちまちです。業者さんに黄身の色の違いを聞くと、放し飼いのため、おのおの鶏は、好きな場所で好きなえさを食べるため、卵の黄身にも個性が出てくるのだそうです。逆にブロイラーは、調合された同質のえさを同じ場所で食べるため黄身が同じになるのだそうです。ちなみに黄身をオレンジ色に仕上げたいときには、餌にカロチンを入れると栄養たっぷりに見える色になるそうです。黄身の色を自由自在に変える事ができるのだそうです。つまり、同じ色の黄身が入った卵の方が、不自然なのだそうです。なるほどと思いました。ブロイラーという単語のところをサラリーマンと入れ替えても文章が繋がるところが皮肉です。とりあえず、毎日、餌の心配はなし。危険も少ない。そこいくと、野生のライオンは足の骨を折ってしまったら死にます。餌をとることが出来なくなってしまった時点で寿命がつきます。以前、オシム監督が言っていた”ライオンに追われたうさぎは肉離れなど起こしますか?”という言葉にも似ています。私もがんばろう。
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Last updated
2007.11.27 09:48:58
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