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カテゴリ:カフェ感
一人の青年にあった。地元スーパーの息子さん。地元には数年前、巨大ショッピングモール、ジャスコが来た。ジャスコと品揃えのかぶる店は、ダーウインの進化論の通り消えてゆきました。そのすさまじさは隣町の商店街の壊滅にまで及びました。にもかかわらず青年のスーパーは今日も元気に営業している。車の保有台数、全国1~2位の山形県において青年のスーパーは駐車場は5台も止まればいっぱい。(ジャスコは1500台以上)にもかかわらず。。。
柔道の言葉に”柔よく剛を制する”というフレーズがあります。まさに青年のスーパーは そうやって戦っているように感じた。自分のパンチはとどき、相手のパンチはとどかない微妙な距離。。。 今日のジャスコは火曜市。なのに青年のスーパーに餃子とぶり大根(お惣菜)を買いにいったら駐車場は満車。店内もお客さんでいっぱい。 青年の店は商品力があり、大手から卸の依頼もあるのですが断るんです。 なぜ、それは注文を受ければ業務拡張につながり、仕事が大きくなり、大きくなってしまうと、それを維持し続けなければならず、売り上げを作り続けなければならず、その瞬間、立場は逆転し、相手は一転して足元を見て無理な依頼をし、その依頼を受けなければならず、じょじょに疲弊し最期はTVに出てくる、大手食品会社や老舗和菓子屋、高級料亭のようなストーリーが待っているからだそうです。深い話だなあ~思いました。 だいたい本屋さんに行くと”成功するため””会社を大きくするため”のハウツー本はたくさんありますが、仕事を断り、大きくしないことを勧めする本はあまり見かけません。 タイタニック号や戦艦大和など、沈むことがないといわれた船が以外にあっさり沈む。。。 ジャンボジェット機はエンジンが止まると墜落するそうです。でもセスナ機はエンジンが止まっても滑空し飛び続け、うまく運転すれば墜落をまぬがれることができるそうです。 近すぎても、遠すぎてもだめ。いろいろな意味、間合いは大事ですね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.01.29 18:22:18
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