カフェ感

昨年末、ポータルサイトの勉強会に行ってきた。

”売り上げを伸ばしているサイトは、必ずしもページの作りがすばらしいと言う事はない。”

らしい。

”社会的によく知られた、大企業のサイトが、必ずしも売れているわけではない。”

らしい。




ケーススタディーで売り上げの高いところのサイトを参考に見せていただいた。


たしかに、その通りだった。


私の好きな本に”孫子”がある。

今から２５００年前に書かれた本。

ナポレオンや武田信玄も愛読していた。

あの”風林火山”の元となる、本でもある。




”窮鼠猫をかむ”という諺がある。

孫子が言うには、敵を追いつめても、逃げ道は一つくらい用意しておくべきで

もし、逃げ道が一つもなくなると、死に物狂いで相手がかかって来ることが予想され

味方も甚大な被害が及ぶので無理はしない。ということだ。

大昔に書かれた本が、結構、今でも使えるのだから、人間進歩していないと言うことか。

インターネット販売で成功している方々をプロファイルすると

一つのパターンが見えてくる。

実店舗やマーケットが順調に推移していて、ITビジネスでも順調というケースはまれで


衰退した商店街の中にあって、”なんとしてでも”という強い意思の持ち主。が

うまくいっているような気がする。（成功理由は他にもありますが。。。）

ブラジルで、社会の底から、はいあがってきた一流サッカー選手に似たものを感じる。




背水の陣でやる。と言うことか。



追伸

背水の陣とは、昔、韓信という戦いの上手な人がいて、味方は、寄せ集め、敵は、強大、とい

う状況の中、孫子の教えを逆手に取り、川を瀬にして布陣し、後ろに逃げられない環境を

意図的につくり、”生きるためには前に進むしかない！”という状況を作り出して、

寄せ集めの兵士を死に物狂いで戦わせ、みごと勝利させた話です。