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カテゴリ:カフェ感
年商50億の花屋。”ユー花園”のことだ。
社長の山田さん、花屋を目指し修行先で6年間、無給、無休で働き続けた人。 修行先の花屋に買い物に来るお客さんの話が心にしみた。 忘れないうちに書き留めておく。 ”宮田医院の院長先生のエピソード” 若き山田少年、修行を終えて店をやめる前日 院長先生から”お祝いをあげるから病院にきなさい。”といわれたらしい。 山田少年、お金でももらえるものだと思って行ったらしい。 テーブルについた、若き山田少年に、院長先生は静かな口調で。。。 ”うちの病院には、10人の医者がいる。なかには非常に腕の立つ先生もいる。 歯を入れるときもあっという間だ。痛みがないどころか、世間話をしながら入れてゆく。 一方で、ぶきっちょの先生もいる。入れ歯を入れるのも必死だ。 緊張して、脂汗かいて歯を入れている。 技術の高い先生は歯を入れた後も必ず患者さんから ”いい歯でした”と、 お褒めの言葉が来るのだが、ぶきっちょ先生はいつも苦情だ。 しかし、わたしは言うんだよ。”もう少し辛抱してください。あなたの歯は一生もつ 歯ですから”と。 なぜなら真心がこもっている。 逆に技術だけの医師の入れた歯は心がない。だから必ず5年10年でガタがきてしまう。 山田くん、君はよく花屋のご主人に怒られていた。しかし、それはあなたの長所なんだ。 短所と思っちゃいけない。長所を伸ばすためにあなたは努力すればいい。努力し続けないと 、君のよさは生きないんだ。” これが、わたしから君へのお祝いだ。わかるかね。” 当時の若き山田社長。 はい。と生返事をしたものの、さっぱりわからなかったらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.23 06:00:47
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