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カフェ感

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2008.03.08
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カテゴリ:カフェ感
”困った人”

明治維新のとき、西郷どんが、山岡鉄舟に対していった人物評。

だいたい、政権が変わる時は、すごく大きな戦争があります。

そして大勢の方がなくなります。

”江戸城の無血開城”は、過去を見ても、世界を見渡しても

めずらしい幕のひき方だった。

”大人の幕引き”だと言える。

西郷と勝海舟と篤姫の手紙が、困難な”大人の幕引き”を実現したのですが

二人の会談をまとめに行った人物が、その困った人。山岡鉄舟です。

彼は、ひとり、西郷に面会するため官軍の警備するなかを

”朝敵、徳川慶喜、家来、山岡鉄舟まかり通る”と大声で叫び、堂々と歩いていった。

そして、会談に先立ち、江戸開城の基本条件の合意を西郷から取り付ける。

会談が終わって、西郷は。。。

”金もいらぬ。名誉もいらぬ。命もいらぬ。と言う人は始末に困るが、

そのような人でなければ、天下の偉業は成し遂げられない。”と言ったそうだ。

私の父は早くになくなった。仕事の鬼だった。

私が20代前半のころ、父が脳梗塞で倒れ、見舞いに行ったとき

一冊の本を父にプレゼントした。”菜根譚”だ。

すごく喜ばれた。



わたしの個人的な考えとして

若いころは、クラウゼビィッツやマキャべリなどにおもしろさを感じたが

最後は、菜根譚にいたるような気がします。

おもしろいのは、田中角栄や五島慶太(東急グループの創業者)のような

アクの強い人ほど、この本を愛してやまなかった。

楽天リンクスの性格診断をした。

”純粋さ”が、欠けていると言う結果だった。

どうりで、子供の話にいつも感動しているはずだ。と思った。

人間、自分にないものを持っている人には憧れるものです。





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Last updated  2008.03.08 06:19:13
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