カフェ感

ウォーレン・バフェット

彼は、金融の仕事をしているのに、ニューヨークに住まない。

ウォール街にも行かないで、オマハという小さな街に住んでいる。

なぜ、ニューヨークに住まないのか記者が尋ねた

バフェット
”地下鉄で通勤してくる連中の助言を、ローススロイスで乗り付けてきた連中が
　ありがたく拝聴するような場所は、ウォール街以外に存在しない。”

高い知性をそなえ、大きな成功をおさめ、人生で巨万の富を築いた事業家が

自分で投資する金もないような貧しい株屋の助言を聞き入れてしまうのは不思議だ。

それほどありがたい助言を顧客に与えられるなら、なぜ、株屋自身は、

全員金持ちにならないのか？彼らは自分の助言で儲けられないから、他人に助言料を

請求することで、儲けようとしている。”

なぜIT関連株に投資しないのかと聞かれ

”親友のビルゲイツですら、将来像が見えづらい世界だと言っているのに

、私が、素人の分析で株を買えるはずがない”

”１０年後、男性のヒゲは伸びなくなりますか？（彼は髭剃りメーカー、シックの大株主）

”１０年後、バドワイザーを飲む人はいなくなりますか？

そういうことなのです。





とても、普通の考え方なのだが、この人はこの普通の考え方で、

ビルゲイツを抜いて、アメリカ世界一のお金持ちになり

先日は、３兆５千億円を寄付した人でもある。

バフェットの言葉をもう一つ

”われわれが歴史から学ぶべきことは、

　　　人々が”歴史からは学ばない”という事実だ”