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カテゴリ:会社を創った男たち
私の好きな経営者、早川徳次さん。
金属製繰出鉛筆(きんぞくせいくりだしえんぴつ)を発明した人だ。 今の日本語に直すと、シャープペンを発明した人だ。 だから、会社名がシャープといいます。 彼は、生まれてすぐ養子に出されてしまう。 そして、小学校も中退させられ、丁稚奉公にだされます。 そこで稼いだお金は、継母にせびり取られていたそうだ。 それでも、早川さんは元気にがんばるんです。 シャープペンを開発するも、当初はまったく売れませんでした。 ”金属が冷たく感じる”、”和服には合わない”などと言われたそうです。 このシャープペンは先に、欧米諸国で大ヒットします。 そして、それを見た、日本人も真似して使い出し、国内でも大ヒットとなります。 私の携帯電話はシャープです。ライムグリーンのアクオス携帯です。 先日のニュースで携帯電話メーカーのトップシェアは、シャープだと知りました。 パチパチパチ 早川さんは、日本のエジソンとも言われている。 彼は、常々”人に真似されるものを作れ”と言っていた。 晩年の彼の言葉が、私にはとても新鮮に感じる。 『社会に対して お返しもしない事業を持って、 ”事業は遊びではない”などとは言ってもらいたくはない。』 近頃、元気なITベンチャーのあんちゃん達の言う 横文字の混じった言葉とは重みがまるで違う。 だからシャープは、シャープなのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.09.28 09:27:46
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