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カテゴリ:カフェ感
マクドナルドとディズー二ーランドという二つの一流企業がある。
どちらの会社にも、マニュアルが存在する。 しかし、そのマニュアルのゴールは同じでもプロセスはまるで異なるマニュアルである。 ゴールとは、”お客様に最高のサービスを提供する”ということだろう。 ではプロセスとはなにか、 マクドナルドは、 マニュアルに、すべての業務内容が網羅されている。新しい問題が発生すると その度、すぐに改定され適切な対応方法が書かれる。そのページ数は、じつに1万ページを 超えるものだと言う。そのマニュアルがあるおかげで、様々な国々で、様々な価値観の 異なるスタッフをまとめ上げて、高い均一なサービスを提供することができるのだ。 一方、ディズニーランドは、 たとえば、掃除マニュアルでは、一言、 ”ハイハイ出来る赤ちゃんが、ハイハイしても汚れないこと”と書いてあるだけらしい。 短い文章ではあるが、忠実にそのマニュアルを守ろうとすると大変だ。 なぜなら、マニュアルに書かれていないことを、やらなければならないからだ。 むかし、上司にいわれた。 マニュアルは、仕事の仕方がわからない者のために、最低限のルールとしてある。 だから、仕事の仕方の分からない者が、仕事の本質と楽しさを理解してもらえるように つくらなければならない。 ”中学2年生でも分かるようにつくるんだ。それが基準だ”と教えられました。 どうして、中学2年生の理解力が判断の基準なのかは、今もなぞである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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