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カテゴリ:カフェ感
中国の荘子の言葉。
先日、テレビで早稲田大学のデモの様子が映し出されていた。 中国の旗と、チベットの旗が入り乱れていた。 早稲田大学の学生が、授業が出来なくなってしまったと残念そうに話していた。 荘子は言っている。 ”議論している相手のところへ行き、なんとか和やかにしようと、 二人のなかへ入っていき、いろいろ言葉をかけていると、 いつの間にか、言葉尻をつかまれて、二人の議論がますます激しく燃え上がって 収集がつかなくなってしまう事がある。 議論を納めるのに、議論をつかっていては、より激しく燃えるばかりだ。 火(議論)を消すためには、火(議論)ではなくて、水(寛容)でなければならない。 といっている。” よく、アメリカは、イラクの占領政策を正当化する説明として、 しばしば、過去、アメリカの日本における占領政策を引き合いに出す。 ”アメリカの占領政策が非常に優れていたから、 見てごらんなさい。! その後の日本は、大きな成長をとげることが出来たでしょう。”と。 アメリカの占領政策だけが良かったのでしょうか、 多くの日本の人々が、”うらみ”よりも”寛容”を選択し”努力”したことが、 今につながっているのだと思う。 歴史ある大人の国チベットの方には、 別なアプローチで中国を見返してもらいたいとの思いがある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.10 08:56:26
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