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カフェ感

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2008.05.22
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カテゴリ:カフェ感
首相の福田さんが、消費者庁をつくりたいとのニュースが流れていた。

わたしが、山形に来る、きっかけとなった会社がある。

その会社は、ラスクというお菓子を作っている会社だ。

そのラスクを日本一販売する会社でもある。

名前は、”シベール”という。

熊谷社長が一代で築き上げた会社です。

たたみ2~3畳の小さなお菓子屋さんからスタートし、

初年度は、年商300万円ちょっとだったそうです。(注)月商ではございません。

一人でケーキを作り、一人で販売していたそうだ。

現在は、ジャスダックに上場を果たし、年商はもうすぐ50億円に手が届く所まで来ている。

わたしの山形での最初の仕事は、そのシベールさんのカフェのリニューアルの仕事だった。


 熊谷社長は、絶対に口にしない単語がある。

それは、”消費者”という単語だ。

彼は、かならず”消費者”という単語を発しているものを見つけると、

メチャメチャ怒った。

”お客様が買い物をして下さるから、わたし達は給料がもらえるのだ!”

”そのお客様に対して消費者などと、思いあがりだ!”

 
 シベールに昔からいらっしゃる先輩に聞いた話。

山形で、本格的な洋菓子店を最初に始めたのは、シベールの熊谷社長だそうです。

当時の熊谷社長のパティシエとしての技術力は、とても貧弱だったそうだ。

その為、”彼(熊谷社長)がやれるのなら、俺だって出来る。”と

その後、山形には、ずいぶんたくさんの洋菓子店が出来たそうだ。


実際、わたしが熊谷社長に直接聞いた話のなかにも、

むかし、銀行に融資の話をさせてもらいに言ったとき、

お前のところのケーキより、(今は無くなってしまっている)ケーキ屋の方がおいしいから

融資は出来ない。と断られたそうです。

では、なぜ、その後、山形はおろか、東北随一のお菓子屋にまで、

成長することが出来たのか。

それは、彼が、”消費者”という単語を使わなかったからだと、わたしは思う。


はたして、消費者という単語を平気で使っている方々が、

本当に、国民のためを思っての政策など、

作ることが、出来るものなのだろうか。





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Last updated  2008.05.22 09:12:39
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