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カテゴリ:カフェ感
次の時代をうまく泳ぐためには、
昨日までのフレーム(常識)をどれだけ消すことができるかが分かれ道になるという。 たとえ話をひとつ。 面白いメガネがあって、そのメガネをかけると、 すべての人がウサギに見えるメガネがあったとする。 もし、生まれたときから、そのメガネをずっとかけたままだったらどうだろうか、 その異常な光景は、普通の光景になり、別に不思議な風景とは思わないだろう。 文明が進歩し、歩かなくても進むことの出来る自動車があり、 夏でも涼しくすごせるクーラーがある。 だんだん、人は野生の感覚を失いつつある。 わたしの尊敬する人物に、児玉源太郎がいる。 彼は、陸軍大将でありながら、身支度など、こまごまとしたことすべて自分自身でやった。 部下が、理由を尋ねると、 児玉は、笑っていった。”人間、服を着せてもらうようになったらおしまいだ。” 彼は、研ぎ澄まされた感覚とひらめきで、強大なロシア軍を破り、 戦力で劣る日本軍を勝利に導いた名将だ。 私が子供の話が好きなのも、フレームのない話を聞くことができるからだ。 また、最近、爆笑問題の話が受けるのも、フレームを壊そうとしているからだと思う。 みんな未知と遭遇したいのだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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