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カテゴリ:カフェ感
昔、ビールを注文すると、出でくるビールは黙っていても”キリンビール”だったという
アサヒビールの社長は就任した時、キリンビールに行き、 ”どうしたら、売れるビールがつくれるのでしょうか?”と キリンビールの社長さんに教えを請いに行ったという。 今日、”花咲かじいさん”の話を聞いた。 昔々、あるところに正直者のおじいさんとおばあさんがおりました。 裏の畑で、愛犬が、ここ掘れワンワンとなきます。 おじいさんとおばさんが掘ってみると大判、小判がざっくざく出てきます。 隣の欲張り爺さんは、それを見て”その犬を貸せ”と強引に奪い取ります。 自分の畑につれて行き、強引に犬を鳴かせて掘り始めると、 出てきたのは割れた茶わんや石ばかりでした。 欲張り爺さんは、犬を殴り殺してしまいます。 正直じいさんは、愛犬の死を悲しみ、手厚く葬ります。 すると、翌朝、犬の墓から大きな木が生えておりました。 その木をきって、臼と杵をつくり、餅をつきましたところ宝物だ出てきました。 これを見た欲張り爺さんは、”ちょっと貸せ”と強引に奪い取ります。 そして、餅をついてみると出てくるのは石ころばかりでした。 腹を立てて、臼を叩き割り、燃やしてしまいました。 正直じいさんは、犬の形見だからと、その灰を返してもらいます。 帰り道、風が吹き、灰が飛び散りました。 すると、灰を浴びた枯れ木は花を咲かせてしまいました。 そこへ、お殿様の行列が通りかかり満開の花を見て大喜び。 ”あっぱれ見事”とご褒美をくれました。 それを見た、欲張り爺さんは、その灰を引ったくり、 ”この灰は私が焼いたものです。私にもご褒美をください。”と言って灰をまき始めます。 しかし、花は咲かず、お殿様の目に入ってしまい大騒ぎになります。 欲張り爺さんは、家来に散々殴られてしまいます。 話を戻すと、アサヒビールは、その後、努力して”スーパードライ”を開発します。 爆発的なヒット商品となり、あわてたキリンやサントリーも ドライビールを次々に市場に投入し、二匹目のどじょうを狙いアサヒビールを追いかけます。 しかし、もうどじょうはそこにはいませんでした。 むかしむかしの童話は、いまのビジネス戦争にもおいても 貴重な教訓として。色あせることなく生き続けているのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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