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カテゴリ:納豆
今日、安達さん(うちのネット販売用に卸していただいている納豆屋さん)に
お客様から頂いた、”レビュー(感想)を見てもらう。 安達さんの作る納豆を買った方の感想で、共通して出てくる確率の高い単語がある。 ”やわらかい”という単語だ。 確かに他社の納豆に比べると、 大豆が適度にやわらかく、いやなプレッシャーがない。 大企業の納豆の大豆が硬めに仕上げられているのには訳があります。 それは、”歩留まり率”の問題です。 豆を硬めに仕上げると、煮崩れを防ぐことができ、歩留まりを上げることが出来る。 いわば”守りの野球”をしているのである。 じつは、炊飯も同じで、本当においしいごはんは、”かたい”とクレームがくる ちょっと手前の硬さのところにある。だが、この硬さに仕上げるのは難しい。 その為、クレームが出ないように、逆に少しやわらかめにご飯を炊くお店が多い。 すこしやわらかいぐらいでは、クレームになることはないからだ。 つまり”守りの野球”でつくると 硬い大豆の納豆とやわらかいごはんの組み合わせになる。 ”攻めの野球”で作ると、 やわらかい大豆の納豆と、食感のよいごはんの組み合わせになる。 ”攻めの野球”は難しい。 なぜなら、ぎりぎりの”きわ”を探りながら作るため、 毎日、作り方を変えないと、同じものにはならないからだ。 素材の状態。環境。などなど、すべての状況を的確に判断しレシピを組み立てなければ ならないからだ。 だけれど、大企業と対峙してゆくためには、この”ぎりぎりのキワ”を常に責め続けないと 勝負にはならない。 アメリカに古いことわざがある。 優秀な機械は、一台で人の50人分の仕事をする。 しかし、特別に優れた一人の人間にかなう機械はない。 左側 宮城県 角田市 角田納豆センター 中央 山形県 東根市 あづま食品 右側 新潟県 魚沼市 大力納豆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.04 13:50:37
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