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カテゴリ:会社を創った男たち
昨日、伊那食品の営業の方と話をした。
私 ”仕事で今までたくさんの電話をしたけど、 留守電の声に感動したことははじめてですよ。 あんなにさわやかで、あかるい声の留守電はなかなかないよ。” 営業くん ”そんなことないですよ。” 仕事の話を終え、伊那食品の営業君に、ひとつプライベートなお願いをさせて頂きました。 私 ”100年カレンダーを譲ってもらえませんか?”(ちゃんと買うんですよ!) 営業君 ”いいですよ。今度お持ちいたします。” 【説 明】 伊那食品には、100年カレンダーと言うものがある。 西暦2000年から2100年までのカレンダーです。 つまり、自分が死んだ後の、日にちまで書かれているカレンダーということになります。 すると、一日、一日がとても大切に思えてくるのです。 なぜ、そんなカレンダーが売っているのか。 伊那食品の塚越会長の座右の銘を聞けばわかります。 二宮金次郎の言葉です。 遠くをはかる者は富み 近くをはかる者は貧す それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。 まして春まきて秋実る物においてや。 ゆえに富み有り。 近くをはかる者は 春植えて秋実る物をも、なお遠しとして植えず ただ眼前の利に迷うてまかずして取り 植えずして刈り取る事のみ眼につく。 故に貧窮す。 だから、この会社のカレンダーの日付は百年先まであるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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