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カテゴリ:カフェ感
先日、面白い話を聞きました。
インドのゾウさんの話です。 地球上で一番強いのは、ライオンでもトラでもなく、そう、ゾウさんです。 ライオンも、大人のゾウさんを襲うことはありません。 インドに行くと、”ゾウ使い”という職業があり、 ゾウさんは、インドのさまざまな危険な場所で重労働をさせられているそうです。 お昼休みになり、ゾウ使いがご飯を食べているとき、 ゾウさんは、細い縄と杭(くい)につながれております。 ここで不思議に思うことがあります。 ゾウさんは、なぜ逃げようと思えば、その細い縄と杭を簡単に壊せるのに、 逃げないのか? ゾウさんだったら、人が鉛筆を折るより簡単なこと。 でも、ゾウさんは逃げない。 すると、 ゾウさんところへ、小さなトリが飛んできて、ゾウさんの頭の上にのって こういいます。 ”ゾウさんは、なんで逃げないの?こんな細い縄や細い杭なんて簡単に壊せるのに?” ゾウさんは答えます。 ”それは無理なんだよ。以前になんども、なんども、ためしたんだけど。。。 この、縄と杭はびくともしなかったんだ。” 小さなトリさんには、大きなゾウさんの言っている言葉の意味が 理解できませんでした。 しかし、ゾウさんの話は間違っているのだけれど、正しかったのです。 それは、まだゾウさんが、体の小さな子ゾウの頃、 どんなに暴れまわってもビクともしないような、太くて頑丈な杭と、 絶対に切れないような太いロープでつながれていたのです。 小ゾウはなんども、怖くて逃げ出そうと暴れます。 なんどもロープを引きちぎろうと暴れます。 しかし、頑丈な杭とロープはビクともしません。 そこで、小ゾウは学習します。 ”この杭とロープは”絶対”に動かないんだ。暴れるだけ無駄なんだ。”と。 そして。。。二度と暴れなくなるそうです。 そうやって育てられたゾウは、大きな体になっても暴れることはないそうです。 もう、十分に力が備わっているにもかかわらず。。。 頑丈な杭と太いロープではないにもかかわらず。。。 ”自分にはできない”と完全に”思い込む”のだそうだ。 つまり、ゾウ使いの、使っている本当の道具は。。。 ”思い込みのコントロール”だったのです。 松下幸之助の言葉 新聞記者から、松下さんの成功の秘訣は、と聞かれ。。。 松下幸之助は答えます。 ”そりゃあ、失敗したところでやめてしまうから失敗になるんですよ。 成功するまで続ければ、それは成功になるんです。” 人は、彼を”経営の神様”と呼ぶ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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