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カテゴリ:カフェ感
会社は、大きくなってゆくと。。。 一人で立つことが出来なくなってくる。 すると、仲間と合体して、大きな体を維持しようとする。 しかし。。。 最近、テレビでドーナツ屋さんとハンバーガー屋さんのCMが目に付く。 互いの店の店員さんが、互いの店で商品を食べるCM。 証券証券を退職し、 熱い志を持ってマクドナルドに挑んだモスバーガー創業者、櫻田さん。 照り焼きチキンバーガーやライスバーガーで他を圧倒した。 そしてミスタードーナツを作り上げた、鈴木精一さん。 ミスタードーナツの第一回目のフランチャイズチェーン加盟店 ”募集 ”の説明会での 鈴木さんの最初の一言です。 ”みなさん、ようこそ遠いところからお金をかけてここまで足を運んでくださいました。 本当にありがとうございます。 しかし、はじめに耳の痛いことを申し上げますと、 金儲けが目的の人は期待はずれですから、どうぞお帰りください。 ミスタードーナツはお金儲けが目的の人に利用されたくありませんし、 そういう人の集まりの集団にしたくもございません。” そして当時、鈴木の手法は画期的だった。 赤字が続く店舗に対しては、本部の幹部たちのうち一番給料の高い順から その店の店長として赴任させ、黒字になるまで本部に帰ってこれないというのが、 ミスド創業以来の約束事だった。(注)現在のミスドは分かりません。 鈴木は言う。 赤字の店が数店舗あっても、痛みに感じなくなることは非常に恥ずかしいことです。 赤字に対して、本部が不感症になることが一番恥ずかしいことなのです。 本部が一店くらいは。。。と妥協した時、フランチャイズは崩壊する。 鈴木は昭和55年この世を去る。 鈴木精一、晩年の言葉。 ”ぞうきんは自らが汚れることによって周りをきれいにする。” ”もし、ずるくて怠け者の人間集団になったら、どうぞ潰してください!” 櫻田さんも、鈴木さんも、今はもういない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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