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カテゴリ:松下幸之助
大型家電量販店、全盛の時代にあって、松下の小さな特約店が
いまだ、日本のあちこちに残って、健闘している話を以前ブログに書いた。 確かなことがある。 特約店で扱っている商品は、大型量販店で販売されているものと。。。 なんら変わらない。 そして、量販店に比べ、価格は高い。ということ。 そして、そのことを知っていながら、買い物をするお客様がいるということ。 なぜ、人は、小さな電気屋さんで買い物をするのか。 先日、ブログに松下電器のアフターサービスの高さを書いたとき、 ある方から、メールを頂きました。 ”24時間、お客様相談窓口を設置し、”人”がきちんと対応している家電メーカーは 日本では、松下電気(パナソニック)だけなんだよ”。と教えてくださいました。” そう、売る前より、売った後のほうを重く受け止めている会社だからだ。松下は。 ある日、松下幸之助が、まちの特約店にいったときの話。 店のご主人。 ”うちもおたく(松下電器)の製品を販売しているが、よその店でも販売している。 だからほかの店で1万円であれば、 自分の店も1万円で売らなければならないということになる。 そうなると、やはり安く売るところに律せられて値段を下げざるを得ない。” 松下幸之助 ”そうすると、あなたのお店は、魂はタダですか” ”私なら、よそで1万円のものを、場合によっては1万5百円で売ることに決めます。 すると、お客さんがこう聞くでしょう。 ”なぜ、よその店より高いのか。” そのとき、 ”私の方には、お添え物があるのです。” ”何を添えてくれるのですか” ”私どもの魂を添えるのです。”と申し上げたらいいと思うのです。 そのように、あなたのお店の魂をプラスして価格を決定することが大事なことだと 思いますが、いかがでしょうか。” 店のご主人。 ”なるほど、そこまでは考えていなかった。” 店のご主人は、 このとき、商品を売っているのではなく、 信用を売っている事に気づいたのだった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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