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カテゴリ:カフェ感
1616年の創業、関東では一番歴史のある醤油醸造会社が
ヒゲタ醤油です。 ヒゲタ醤油の高付加価値醤油として有名なのが、”本膳”と言う名前の醤油です。 これ ”超”特選です! もともと、本膳が作られるきっかけとなったのは。。。 ある懐石割烹の老舗のご主人から。。。 ”ヒゲタさん、しょうゆは、もっと旨くないとあかん。” ”わしら お造りのつけじょうゆは、しょうゆに鰹節のだし汁を入れて加工し、 土佐醤油みたいにしてだしているんです。” ”今の醤油は、旨みが少なく、塩からくて。。。” ”しかし店で、加工して作った土佐醤油は、魚が赤身でも、白身でも、貝類でも、 ”みんな鰹節のだし味になってしまうんだ。” ”素材それぞれの味を引き出す旨いしょうゆをかんがえてみなはれ。” この言葉がきっかけとなり、ヒゲタ醤油の高級醤油の開発がスタートした。 商品設計 1、現行の濃い口醤油より塩分を抑える。(16%台⇒15%台へ) 2、旨み成分(総窒素分)を現行の特選醤油(1.7%)より多くする。(2%) 3、色は現行のお醤油より、淡く仕上げる。 この3つを基本とした。 まず、原料になる大豆は、高タンパク醸造用加工大豆を使用して旨み成分を増強。 新たに、低温緒味発酵法を開発した。 昔ながらの、寒仕込みを現代の最新技術で再現。 仕込みの初期段階は、寒仕込みの状態を保ち、 その後、徐々に緒味が目を覚ましてゆき、”初春の発酵”へ やがて”夏の発酵”を経て”秋の熟成”に達する。 それを、布に入れて、積み重ねて絞り、雑味のない部分だけを製品化したものが 本膳醤油となります。 通常の醤油より、マイルドでソフトな口当たりが特徴のお醤油です。 そして、最初に課題を頂いた懐石割烹のご主人の所へ持ってゆきました。 その間、2年5ヶ月の歳月が流れておりました。 味を見ていただいた結果。。。 ”ヒゲタさん、ようでけた。” 今では、普通に山形でも買うことが出来る大ブランドに成長いたしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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