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カテゴリ:カフェ感
”子どもの野菜嫌い” と ”食べ物の自給率を上げる” この二つの難題を同時に解決した学校。 それが、高畠小学校です。 先生の話によると、 ”子ども達の野菜嫌いをなくし、食べ物の自給率を50%まで高めるという目標。” ある法則がある。 ”子どもは自分で一生懸命に育てたものは好きになる。” という法則だ。 この学校では、 さっそく子ども達に嫌いな野菜のアンケートをとり、 とくに嫌われている野菜の順番に、ピーマンやにんじんなどを栽培してゆく。 そして、自分たちで栽培し収穫した野菜を、給食で出す。 そして、ここで、食べる前にもう一つ”工夫”をする。 給食前。。。 その野菜を育てた子ども達が、壇上に上り、収穫までの苦労話をほかの生徒達の前で話す。 先生がすらすら話をするのではなくて、 おなじお友達が緊張しながら、たどたどしく話をするのだ。 すると。。。 野菜を自分達で栽培した子ども達はもちろんのこと、 その、話を聞いていた子ども達も、 魔法にかかったように、あれほど嫌いだった野菜を、普通に食べているのだ。 まさに”北風と太陽”の話、そのものです。 そして、自分達が食べる野菜を自分達でつくることで、 自給率はずいぶんと向上したそうだ。 この方法により、 子ども達の野菜嫌いをなくし、 自給率を高め、 給食費を下げるという。 一石三鳥の効果があった。 わたしは、社会へ出て、ずいぶんになるが、 学校で勉強した、微分積分などの知識を活用する機会はあまりなかったように思う。 どうせなら、おいしいジャガイモを作れる知識の方が。。。ほしかったかな 泥だらけで、野菜を作る子ども達の笑顔が、とても輝いて見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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