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2008.11.22
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以前、村上ファンドの村上さんが。。。



”プロ中のプロの、この私が。。。ミスを。。。”と記者会見で話していました。




実は、ドラッカーは、”その道のプロ”と呼ばれる人たちを評価していなかった。



ドラッカーは生前、


過去、150年の歴史の中で最も成功した発明品は、”ミシン”だと断言している。



たった18ヶ月というスピードで世界中に普及してしまった商品は他にはないそうです。



ミシンを発明した人は、当初、工業用としてミシンを開発しました。


それは、少ない労力で大量生産が可能になるからです。



しかし、仕立て屋のプロたちは。。。


プロと言うものは、”手縫いでなければいけない!”との固い信念がありました。



そのため、ミシンはまったく売れませんでした。



やがて、10年の歳月が流れて。。。。




舞台はアメリカへ移ります。



プロ用に開発されたミシンが変身します!




それは、ミシンを家庭の婦人用として目先を変えて売ったのです。



瞬く間に爆発的なヒット商品になりました。




そして、その時、



高価なミシンを、気軽に買えるようにと、



金融販売上のイノベーション(革新)がおこった。



それは、”月々の分割払い販売方法”だった。



少ない頭金で、高価なミシンを買うことが出来たのだった。




これまで、夫や子どものために1日8時間も掛けて服やズボンを縫っていた主婦たちからは


大変感謝されたそうです。



この話からも、いかに”その道のプロ”と言う人たちが、未来を作るうえで


なんの役にも立たないと言うことが、お分かりになるだろう。



革新というものは、つねに”下”から発生するものなのです。








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Last updated  2008.11.22 10:14:38
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