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カテゴリ:食べ物
果物も人間も、主役は だいたい最後に登場してくる。 例えば、りんご。 9月に津軽りんごの収穫からスタートし、 11月下旬、りんごの王様、フジりんごの収穫で終わる。 大豆も、 秘伝豆や丹波黒豆の収穫は、ずいぶんと遅い。 夏の枝豆の時期には間に合わない。 また、人間も、 歴史に名前を刻む戦国武将や経営者は、子どもの頃、あんがい平凡。 ”大器は晩成す。” ケンタッキーフライドチキンのカーネルサンダースや 戦国時代をスタートさせた北条早雲。 60歳からのスタートだった。 じわじわ来るんですね。本物は。。。 紅柿も同じです。 庄内柿が終わり、最後に登場する柿です。 300年ほど前、洪水あとに芽を出した柿の木を育てたともいわれてる伝説の柿。 とにかくそのままでは食べられません。ウルトラ渋柿なんです。 それが、何十日にもわたり寒風に吹かれ鍛えられてゆくと、 奥ゆきのある上品な甘さと、なんとも心地よい食感の干し柿になります。 わたしの住む山形県東根市は、産地ですので野菜も果物も安く手に入ります。 しかし、さくらんぼと紅柿だけは、別格です。 キズモノを安く分けてもらうほかありません。 白い粉ふく、威厳ある紅柿 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.20 19:59:12
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