|
カテゴリ:松下幸之助
仕事がうまくゆかず、悩んでいる部長がいた。 その部長の愚痴が、 偶然、通りかかった、松下幸之助の耳に。。。 部長 ”もうすこし優秀な部下がいたらなぁ。。。” その、言葉をきいた幸之助は、 とたんに顔色が変わった。 いきなり、その部長に、 ”キミ、その考え方は間違っている。”といった。 ”きみは大学も出て、しっかりした男や。” ”仕事も熱心にやってくれるし、一つ言えば、十も悟る。” ”非常に私はあてにしている。” ”しかし、キミみたいな人間ばかりやったら、私は夜ゆっくり寝られんわ。” 突然現れた、松下幸之助の言葉に 部長は、 言葉の意味が理解できなかった。 。。。。。 幸之助は続けていう。 ”君は優秀だよ。優秀やから、 ”私が寝ている間にきみは勝手に違うところに会社をもっていくかもわからん。” ”目を覚まして会社がどこか違うところへいっていたらたいへんやないか。” ”そう考えたら夜も心配で寝られへんで。” ”きみはいま、優秀な人間がいたらといったけれども、事業は優秀な人間ばかりで できるものやないんや。” ”優秀な人間を集めたからといって、優秀な会社になるとは限らん。” ”だれしもが少しでもいい仕事をして、世間の役に立ちたい、 会社に喜んでもらい、自分も喜びたいと思って会社に来ているはずや。” ”大事なのは、その人たちが、きちんと深いところで理解してやってくれるか どうかであって、優秀かどうかではない。” ”肝心なのはきみだよ” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[松下幸之助] カテゴリの最新記事
|