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カテゴリ:カフェ感
経済学の巨人、ドラッカー。 彼は、 仕事との つき合い方をうまく表現している。 彼は、晩年こそ、 世界中の人々から尊敬される存在だったが。。。 社会人一年生のころは周囲から”無能”と呼ばれる存在だった。 ドラッカー自身も、 当時の自分を振り返って、無能だったと話しているのだから どうやら本当に無能だったようだ。 そんな無能だった彼が、 どうして晩年、世界中から尊敬される人物になれたのか? そこは、さすがはドラッカー、 どうして”自分が無能なのか”を客観的に分析し、 自分が無能となってしまった原因を探しだして改善したからだった。 ??? ドラッカーは考えた! もともと人間の差などほとんどないはず。。。 どうして”天才”や”無能”が発生するのだろう? 。。。。。。 ドラッカー ”尊敬されるような人物には、”ある共通する習慣”があることに気づいた。 それは、まず最初に ”自分は何をすべきか”ということを考え抜いた後に、その中のどれが、 ”自分の仕事なのか?”を問う姿勢だ。 そして、”自分がしなければいけない仕事 ”のうち、 ”何が自分に適している仕事なのか?”という事と ”何が自分に適していない仕事なのか?”という事を突き詰める作業を行なうことだった。 この作業をしっかり行なう(考える)習慣が身についていれば、 ”自分が何を得意としているのか”を正確に把握することが出来き、 同時に、 ”自分は何が不得意なのか”という事についても熟知することができる。 そうして出した結論は! ”不得意なことには、けっして手を出さない。”ということだった。” これが、”無能から脱出”する唯一の方法だとドラッカーは考えた。 ”不得意なことには手を出さない。” このような考え方は、 学校の先生が聞いたら怒られそうな言葉かもしれないが。。。 高度で複雑な現代社会では、 苦手なものを克服し、結果、オール3の成績では通用しない。 一つでもいいから、人より優れたものが必要な時代に入ってきている。 ”人より優れる”ためには、 ”苦手なものを克服する努力”程度のものでは、 到底、太刀打ちできない厳しい時代に入ってきている。 そう、長所を磨くしかないのだ。 よく 東大生の書いたノートはとても読みやすく美しい。というが、 それは偶然ではないし、 メジャーリーガーのイチローが、 誰よりも早く練習場に現れるのも偶然ではない。 そう、知っているのだ。彼らは。 ”自分の得意なポジション”というものを。 春の二宮金次郎像 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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