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カテゴリ:カフェ感
どうも最近、見えない道を歩いているような気がする。 それは悪い意味ではなくて。。。 あらかじめ誰かによってつくられた”おもしろい道”があり、 鈍感な私は、その道の存在にまったく気づかず、 まるで自分自身の判断で選択したような気になって、 用意された道を歩いている。ような気がする。 今年は、 のんびり昨年の延長線の人生を過ごすものだと思っていた。 一本の電話がかかって来るまでは。 おかげさまで、 会社が変わり、仕事が変わり、色々なものがすべて変わってしまった。 おもしろすぎる。まるでテレビドラマだ。 このブログの、”うちの社長””インターネット販売に挑む”という項目も、 最終回を書く前に、最終回になってしまった。 。。。。。。。。。。。。。 最近、 ほんとうに”努力”という言葉をよく使う。。。 しかし、 わたしの使う努力という言葉は、世間一般の”努力”とは違う。 ”努力してください。”ではなく”努力してはいけない。”と話しているからだ。 先日、 テレビで、池袋三越百貨店と鹿児島三越百貨店の閉店のニュースが流れていた。 不謹慎ではあるが、 ”無力の努力”をよく表現しているケースだと思う。 どういうことかというと、 先日、過去最大の売り上げ、利益を計上した、 ユニクロという会社と三越百貨店とを比較すると、 三越百貨店の店員の方がはるかにユニクロ社員よりも努力をしていると私は思う。 ”笑顔の作り方” ”言葉遣い” ”身だしなみ”などなど、 社員トレーニングに”膨大な時間”を割いている。 そして、お店も、トイレも、うれしくなるほど”三越は立派だ。 最近では、なんでも三越に行くと中国からのお客様が増えているらしく、 中国語を話せる店員もいるそうだ。 。。。業界用語的には、こういう努力のことを、”泥沼のダンディ”と呼ぶ。 以前、 将棋の名人だった米長さんがこんな話をしていた。 ”わたしが将棋を始めた頃、わたしより上手な棋士は沢山おりました。” ”でも、 わたしより上手な棋士たちは、 あんがい5段ぐらいで止まってしまう場合が多いんですよ。 それはですね、最初のうち彼らは頭がいいので、 負けそうな勝負もひっくり返して勝ってしまうんです。 ”無理な手法、無理な状況、でも勝ってしまうんです。” 頭がいいから。 わたしは頭が悪かったので、そんなサーカスのような将棋は出来ませんでした。 わたしより、頭のよかった彼らが、5段で止まってしまった理由はそこにあります。 ”無理な手法”は、”無理じゃない手法”より劣るんです。 わたしは能力がなかったおかげで、 ”無理じゃない手法”を取りつづけた結果、名人になることができました。” そうなんです。 努力というものは、”諸刃の剣”なんです。 だから正しい努力をしなければならない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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