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カテゴリ:カフェ感
きのう、公認会計士の先生と話をしていた。 どうも住む世界の違う方とは。。。視点がずいぶん違うものだとおもしろかった。 わたしは、 つい先ごろまで、お米屋さんでお米を販売していた。 ですので、このブログの最初の頃の話は、お米とカフェとウエブのエピソードが多かった。 。。。。。。。。。。。。。 じつは、明日、うちの街の唯一の百貨店で大北海道フェアがある。 百貨店の方の話では、 毎年、北海道フェアの収益、集客は他のフェアをまったく寄せ付けない ダントツ一位だという。 そして、明日のフェアの目玉は! ”花畑牧場の生キャラメル” 百貨店の広告には、生キャラメルの写真が大きく掲載されておりました。 平日にもかかわらず、オープン前に大行列が出来るらしく行列の並び方まで 丁寧に書かれていた。。。 そして! お客様はオープン前から並んでも、 生キャラメルを買うことが出来るのは。。。たった一個(お一人様、一点限り)です。 それでも駐車場代を払って、一個1000円近いキャラメルを買いに来る。。。 公認会計士さんの話によると、 この販売力は、自己完結型の商品だからで出来ることであって、 ”お米”や”つけもの”のようなものでは、どんなに努力をしても同じ現象は 演出することはできない。と話されておりました。 自己完結型商品とは、 もらった! ⇒ 開けた! ⇒ 食べた! では、自己完結していない商品とは。。。たとえば”お米”です。 お米をもらっても。。。 炊飯器がない人は、食べられない。 料理をしない人は、食べられない。 パン食の人は、食べない。 運よく、炊飯器があって、料理をする人であっても、おかずがないと食べられない。 また、おかずがまずいとごはんも美味しく感じられない。 という具合に、お米は自分自身で完結できない為、 様々な制約を受ける。 そのため、 どうしても販売には限界がありそれほどは伸びない。 たとえば、 ジャムをつくる会社(アヲハタ)より、 ジャムパンをつくっている会社(山崎パン)の方が はるかに巨大になることができたのは、社員の努力もあるが、 この”自己完結力”の影響が大きいということだ。 しかし、 わたしはこういう考え方は好まない。 たしかに、 生キャラメルの異常な行列の説明には当てはまるのかもしれないが。。。 わたしは、 商売とは。。。 完結かどうかの問題ではなくプライドの問題だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.05.12 06:45:19
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