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2009.05.30
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カテゴリ:松下幸之助

よく、


テレビで100年に一度の大不況という言葉を耳にする。



では、100年前の不況とは、



その時、松下幸之助は。。。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



2008年、秋、


皮肉なことに、松下電器は、松下の名前を捨ててパナソニックへと変身を遂げた。


変身を遂げた途端に。。。世界同時不況。



パナソニックは海外の工場を中心に27カ所の生産施設の閉鎖、


世界全体で、約1万5000人の人員削減のリストラ策を発表した。。。



それは、まるで、松下の名前を消した為に、神通力を失ったかのようだった。。。






もともと、

松下電器という会社は、

”終身雇用”のシンボルのような会社だった。


松下は、モノを作る前に、まず、人をつくる。


まさに、”企業は人なり”という考えの会社。。。だった。






1920年(昭和4年)、


アメリカ株式市場の大暴落をきっかけに


世界中の経済が大混乱に陥った。


松下電器も、また例外ではなく、


松下製品の売れ行きもピタリと止まり、倉庫の中は在庫であふれかえった。


経営幹部は、幸之助に進言する。

”大将、ここは社員を半分にするしかおまへん”


幸之助は言った。

”賃下げも、クビ切りも結構やな。

 だが、しかし、ウチはよそのようには人のクビは切らん。”



社員も、世間も、松下を見ている。


安易にクビを切ったら、いままでの信頼関係は全部なくなる。


松下は、”言うことと、やることが違う会社”といわれるだろう。


いっぺんそうなったら会社は成り立たない。


わたしは、従業員のクビは一人たりとも切らない。




そして幸之助は、経営幹部に


”首切りはしない。明日から生産は半分にする。


 勤務も半分にする。給与も今まで通り全額支払う。”




経営幹部


”。。。。。。。”



幸之助

”そのかわり休日返上で在庫を売るんや。

          ここは凌ぐ(しのぐ)しかない。”






この話を聞いた従業員たちは。。。


松下電器より規模の大きな会社が、

従業員をどんどん解雇してゆくニュースが流れており。。。


いつ解雇されるのか、気が気でなかった社員たちは、


この幸之助の方針を伝え聞くと、うれしさで飛び上がって喜んだそうだ。


”さすがは大将や!”


”よっしゃ! こうなったら在庫を売って、売って売りまくるぞ!”



さっそく、ひとりひとりが倉庫の商品を風呂敷に包み込み、


街へ飛び出して行った。


半日勤務としたものの、従業員たちは当然のように終日、


一生懸命に在庫を売り歩く。




人間、やる気を出すと恐ろしい。。。





倉庫にあふれていた膨大な在庫は、みるみる減ってゆき、



なんと二ヶ月後には、すべて売り切ってしまった。(これは実話です!)



こうして、


松下電器は、100年前の世界恐慌のとき、一人の首切りも出さずに、


いち早くフル操業に復帰することができたのだった。





幸之助のエピソードを一つ。


東京の観光地、浅草。

浅草寺(せんそうじ)の有名な雷門と大提灯は、修復する資金がなく、

100年近く仮設状態のままになっていた。


じつは現在の雷門は1960年、

幸之助がポケットマネーを寄進して現在の形に再建されたものなんです。


だから提灯の”雷門の下の部分には、


”松下電器産業株式会社 松下幸之助”という金文字で大きく刻まれたプレートが
 
貼られているんです。



聞くところによると。。。



どうやら、この文字を、”パナソニック”と書き換える予定は。。。まったく無いそうだ。











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Last updated  2009.05.30 09:32:58
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