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カテゴリ:松下幸之助
人生で成功された方々。。。 ヒルズ族とは異なり、 最期まで成功し続けた方は、あんがい”ふつうの人”。 しかし、 人生のドラマを長く演じてゆくうちに、 ”ふつう”が変色し、 だいたいの人は。。。主人公になれずに終わることが多い。 松下幸之助が最晩年、自分自身の人生を振り返って話したことばがある。 ”自分には、 自分にだけ、与えられた道があると思う。 どんな道かは知らない、 ぜったいに、ほかの人には歩めない。 自分だけにしか歩めない道があると思う。 しかも、その道は、二度と歩むことのできない、かけがえのない道だ。 その道は広い時もある。 せまい時もある。 のぼりの時も、くだりの時もある。 坦々とした時もあれば、 かきわけ、かきわけ、汗する時もある。 この道は、 はたして歩いて行ってよいものだろうか。。。 悪いものだろうか。。。 思案に、押しつぶされそうになる時が何度もある。 そして、なぐさめを求めたくなるような時も何度もある。 しかし、 しょせんはこの道しかないのだ。 あきらめるというのではない。 いま、立っているこの道、 いま、歩んでいるこの道、 とにかく、この道を休まず歩むことにしよう。 自分だけにしか、歩むことのできない大事な道なのだから。 自分だけに与えられている かけがえのない この道なのだから。 他人の道に心うばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、 道は少しも開けない。 道を開くためには、まずは、歩まねばならぬ。 心をさだめ、いっしょうけんめいに歩まねばならぬ。 それが、たとえ遠い道のように思えても、 休まず歩む姿からは、必ずあたらな道が開けてくる。 深いよろこびも生まれてくる。 ”この道が果たして良いのか悪いのか、 思案にあまるときもあろう。 しかし、所詮はこの道しかないのではないか。” この言葉は、400万部というベストセラーになった松下幸之助さんの、 ”道をひらく”という本の一説です。 わたしは、 心に迷いが生じたときにこの言葉と向き合います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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