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カテゴリ:トヨタ自動車の考え方
今年はじめ、 トヨタで社長就任の記者会見が行なわれた。 トヨタ創業家出身社長、豊田章男さん。 記者の質問に対して。。。 記者 ”14年ぶりの大政奉還ですが。。。” 世界企業トヨタが同族経営の会社に戻ったことをチクリと指摘した質問だった。 豊田章男新社長 ”豊田姓に生まれたことは、私に選択肢があったわけではありません。” 先日、 ホンダのハイブリットカー、インサイトが発売された時、 トヨタ新社長は、 ホンダのインサイトについて記者から感想を求められた時、 ”もう少し待ってください。 これから、本物のハイブリットカーが出ますよ。”と答えていた。 業界トップ企業の社長となる男としては。。。ずいぶん小物だなあと思った。 しかし、 今回のトヨタ人事を見ると。。。すごい。息を呑む。。。 中部国際空港社長の稲葉さんをトヨタ取締役に復帰させ、炎上している北米市場へ。 トヨタアドミニスタの前川社長もトヨタ本体の専務取締役として復帰。 トヨタ輸送の伊原社長もトヨタ本体へ専務取締役として復帰。 そして、奥田碩取締役相談役を退任させた。 今まで、トヨタで異端視され飛ばされていた人々を呼び戻し、 今まで、トヨタの功労者と呼ばれていた人を退任させた。 こんな、すごい人事はサラブレット社長にしか出来ない人事だろう。 今回の人事。。。 はたして、こんなに個性の強いドリームチームを使いこなせるのだろうか。 だとしたら。。。 やはりトヨタは危機に強い会社だということか。 松下幸之助のことば ”見えない部分を、 きれいにしようとしている人は、 見える部分が輝いてくるものです” お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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